花粉(かふん) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

照れ チューリップwhite 花粉(かふん)

 では、先週、久しぶりの大雪でした。雪は、春の訪れの便りでもありますが、私を含めて花粉(かふん)症に悩まされる人達には、辛い季節の到来が近いことも知らせてくれます。

 

 花(か)には、はな、花が咲く、花のような、美しさを売るetc.の意味があります。また、粉(ふん)は、こな、こなごなに砕く、おしろいetc.の意味です。花粉(かふん)は、学術的な説明を見ると、“花の雄蕊(おしべ)の葯(やく)の中にできる粉上の生殖細胞”ということになりますが、簡単に言えば、花木が、次の世代に自分の子孫を残して行くための、ある種の道具のこと。

 

 私は既に、かかり付け医に頼んで、花粉症予防の薬や目薬も準備しています。毎年、こんな努力を続けて、症状は多少軽くはなっても、やはり花粉症は、辛いな。

マスク。 花粉症
 それにしても、悩ましい花粉症。今年のピークはいつ頃になるのでしょう。

 

 例年より花粉の量は多いのかどうか。春うらら、という言葉は、春のうららかな様子。明るく朗らかで、のどかなさま。一年のうち、一番、うららかな季節です。生きとし生けるものが、新たな芽を吹きだす季節です。そんな中、花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみ・鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。

 

 楽しい春が、不愉快な春にならないよう、予防治療の準備がまだの方は、忘れずにネ。