節目(ふしめ) | 二文字熟語

二文字熟語

漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

竹目
 今日は、節目(ふしめ)という言葉です

 週末金曜日は、一週間の節目(ふしめ)。結婚や子供の誕生も、人生の節目。働き続けて、仕事をリタイアする時も、人生の節目あるいは新たな再出発を誓う節目。今月末に、私が今の職場に来て、大変お世話になった某女性課長が退職します。出会いも節目、別れもまた、節目。退職後の人生に幸多からんことを祈ります。

 さて、節目(ふしめ)ですが、節(ふし)とは、木の枝の付け根の部分、糸や縄のこぶ状になった所etc.を指します。目(め)は、眼球、見える事、ある事に出会う事、経験、体験、局面etc.意外に多くの意味をもっているようです。即ち、節目(ふしめ)とは、抽象的な意味としては、特別な意味をもつ経験や体験のその時点を示すようです。辞書を紐解くと、比喩的に、物事の区切りとなる大事なところを意味するとのこと。

年輪富士山
 節目を迎える時は、いろいろと感慨にふける事が多いかも知れません。一度だけの人生ですが、人さまざま。いろいろな経験をされて来た方々、多くの困難を乗り越えて来た方々。充実した人生を送り、一つの区切りとして、次のステップに挑戦される方々。いろいろな節目の迎え方があると思います。今年も、あと20日を切りました。このブログをご訪問頂く皆様も、いろいろな思いでこの一年を終えることになると思いますが、是非、今年一年を振り返って頂き、新たな年が更に良くなるよう挑戦者の心で臨んで頂きたいと思います。一緒に頑張りましょう。