季節(きせつ) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。

イーニーズ!(ふゆ)冬
 今日は、季節(きせつ)という言葉です。

 今年は、私も含めて花粉症の皆さんには、辛い季節が早く到来しそうです。昨日の花粉予想では、例年より1週間から10日程度早いそうで、既に、数日前から飛び始めているようです。私も、昨日から急に鼻水、喉の痛みが始まり慌てて薬を飲み始めたところです。花粉症に、風邪が合併症のようになるとなかなか厄介な事になります。一つの季節(きせつ)の変わり目でもありますので、何とか、この時期を乗り切りたいですね。

 さて、季節(きせつ)ですが、季(き)とは春夏秋冬のそれぞれの時節を表します。そのほかに、兄弟の中で最年少の者、末っ子、又、春夏秋冬のそれぞれの最後の月を表すこともあるそうです。次に、節(せつ)ですが、ふし、区切り、季節の変わり目、しるしetc.の意味があります。季節(きせつ)とは、四季の区切の時期を表すようです。一般的な感覚では、春なら春という一定の期間を思い浮かべますが、正確には季節の区切の時期の意味合いの方が強そうです。そういった意味では、今は、春になりそうでならない・・冬の終わりの時期の事でしょうか。

seisei
 もう一年が経ってしまった...と感傷的になったのは、数日前に富山県の高岡市に出張にでかけた時の事です。昨年の丁度同じ頃、同様の用向きで、同じ高岡市に立ち寄った時は、結構な量の雪が降っていて北陸に来た!といった感じでしたが、今年は、雪のカケラも見られません。昨年、カメラに収めた日本三大大仏の一つと言われている高岡大仏も、今年と去年では、大分、風情が違います。まっ、それよりも同じ場所に立ったときに感じた時間の経過の早さに対する感傷。なんとも言えません。