酒断(さかだち) | 二文字熟語

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漢字の中には、その文字を超越した深い意味思いが込められていることが多くあります。日頃何気なく読んでいる数々の言葉の中に、脈々と流れている日本精神を読みとろうと努めてみませんか。とても、興味深い事実に気がつくはずです。


 今日の言葉は、酒断(さけだち)です。

 お酒大好きの私は、昨年末までは、いわゆる休肝日なしで、毎日、晩酌を欠かさない・・いや欠かすことができない日々。アルコール依存症的な毎日を送っていたためか、肝臓を大分痛めつけていたようです。今年は、思い立ったら吉日ということで、正月三が日を過ぎた時点から、週3日は、休肝日を設けて、実行しています。週3日の休肝日ということは、週4日は飲んでいるんだね・・といわれてしまいますが、飲酒が習慣化していた私にとっては、それでも大変。ただ、このお陰で体調すこぶる良し。自分の大切な健康を守るため、肝臓もそうですが、親から譲り受けたこの身体。大切にしなければならないと、しみじみ思います。

 さて、改めて酒断(さかだち)の意味です。酒(さけ)ですが、これはアルコール分を含む飲み物の総称の事ですが、とりわけ、米で作った日本酒を指す場合が多いようです。次に、断(だち、だん)ですが、切り離す、決定する、決めるetc.の意味があるそうです。酒断(さけだち)とは、酒と決別すること。goo辞書によると、ある物事の成就を願って神仏に願(がん)をかけ、一定期間、または満願まで酒を飲まないこと。さけだち。又は、酒を飲むことをいっさいやめること。禁酒を意味することもあるそうです。


 私の場合は、どうも酒断(さかだち)とは言えないようです。酒断ちとは、理由はともかく、酒を一切飲まないこと。私の今の決心を支えるために、また、
自分自身の健康管理をしっかりやるように広い意味では、休肝日を設けるのも酒断ちと、勝手に定義づけしておきましょう。私と同じお酒好きの皆様も、健康管理のために、定期的に肝臓を休ませることを習慣にされたらどうでしょうか
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