●子宮筋腫 リュープリンで生理を止めるより、貧血の効果がある方法は?
こんにちは!続木和子です。
子宮筋腫が大きいと、生理の出血がひどくて貧血で悩む人も多いですね。
先日、こんなご質問をいただきました。
生理の経血量が多く、レバー状のものが出て貧血と言われました。
ヘモグロビンが6.1でした。
病院では「リュープリン注射をして取りあえず貧血を治しましょう」と、言われました。
リュープリン注射で、貧血は治るのでしょうか?
リュープリン注射は、直接貧血を直接治すものではありません。
リュープリンは、人工的に閉経を起こします。
「閉経後は卵巣機能が低下するので、卵巣でエストロゲンは作られない。そこで、エストロゲンが作られなければ、子宮筋腫が大きくなることはない」という考え方です。
確かに、生理がなくなれば貧血は改善しやすくなりますね。
しかし、リュープリンで閉経できなかった時は、リュープリンをやめるとホルモンの分泌が始まり、大出血も戻ってきます。
リュープリンの副作用として、多汗やほてりなどの更年期障害に似た症状が出ることがあります。
またエストロゲンの低下により骨の中のカルシウム量が低下することがあります。
また、リュープリンで閉経させても、ホルモンバランスが整うわけではありません。
なぜかといいますと、リュープリンはもう一つのホルモンのプロゲステロンの分泌も止めるので、ホルモンバランスが一層崩れます。
ホルモンバランスは、閉経で終わりではありません。
若い時ほどホルモンの分泌量は多くありませんが、閉経後も女性は、少量のエストロゲンもプロゲステロンも必要なのです。
ホルモンバランスは、女性にとって一生必要な体の働きの一つです。
閉経後にホルモンバランスか崩れていると、乳がん、高血圧、糖尿病、骨そしょう症、ボケ、うつなどのリスクが大きくなります。
高血圧から、血栓症や脳卒中のリスクが4倍から6倍にも増えます。
あなたの筋腫が大きくなったのには、『原因』があります。
ですから、まず、この講座で、子宮筋腫が大きくなった『根本の原因』から見直すことが大切です。
ホルモンバランスを整えると、生理も安定してきます。
また、ホルモンバランスが整うと、筋腫はやがて小さくなっていきます。
この講座は、単に子宮筋腫を小さくすることが目的ではありません。
日本の女性は、平均寿命が87・5歳です。
ということは、閉経後多くに女性が40年~50年の人生があるということです。
この講座では、あなたのこれから後半分の人生もホルモンバランスが整って、健康で幸せに暮らしていただくことを願っています。
今、あなたがなさることは、リュープリンで一時的に一時的に生理を止めることではなく、将来も将来も考えてホルモンバランスを整えることです。
それには、まず、貧血を改善しながらホルモンバランスを整えましょう。
病院からは、鉄をもらってください。
しかし、鉄だけでは不十分ですから、貧血の無料冊子を参考にしながら、まずきちんと貧血を改善しましょう。
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貧血が改善すると、大出血は起きにくくなります。
まだ、この講座を始めて間もないようですが、この講座自体も貧血を改善できます。
貧血を心配しすぎないようにして、この講座に組んでくださいね。
実は、貧血は気持ちの問題もあります。
喜びの足りない生活や、人生への恐れ、不安、心配などが心の底にありませんか?
どうして、そういう気持ちになるのかを見つめることも大切ですよ。
9月25日のセミナーでは、そういう心の底にある気持についてお話をします。