教員10週目 ~相次ぐ行事~ | Kobakenの「努力は必ず報われる!」

Kobakenの「努力は必ず報われる!」

この世で最も美しいものは、無意識の親切(by Kobaken)

しばらく教員の仕事関連の記事を書いていなかった・・・。

数えてみたら、週数で10、日数で59らしい。


どうも、ここ最近は様々な行事があった。

まず、高1保護者会。

4月、まだ着任3日目だったあの日と同様、駐車場誘導を40代生物教師とともに担当。ただし、今回は実習生が手伝いを命じられていた。

現在、中学に2名、高校に13名の実習生が来ており、生徒のテンションがやたらと高い。

そこで、最も年齢の近いコバヤシが、積極的に実習生と接している。自分が実習をしていた2年前を思い出しながら。

「積極的に授業見学をするように」は、口を酸っぱくして言っている。自分がそうだったから。

話は飛ぶが、昨日は4限、中高一貫1年3組の授業を、東大生の公民科の実習生に見学していただいた。畑は違うが、ド新人のコバヤシの授業からでも生徒とのかかわり方などを学んでいただきたく思い、見学の機会を与えた。

実習生でも後ろに置いとけば、いつも寝てる奴も起きてるだろう」ともくろんでいたが、どのクラスでも、全員が起きて授業を受けるというのは、ほぼ不可能なんだろうな・・・。そして、誰だ、後ろで実習生が見ているというのに、AKBの峯岸みなみの話から剛力彩芽に移動して、コバヤシに『友達より大切な人』を踊らせたのは。確かに、よく生徒の前で『恋するフォーチュンクッキー』を披露しているが、ゲストが来ている時は絶対に嫌だ! と思ったが、生徒に押され、プロペラダンスを披露し、実習生苦笑。

授業後に職員室へ戻る時に、「俺みたいな若手は、こういうこともやる」と言っておいたが、実際にやっているのはコバヤシぐらいだろう。


話を戻して、保護者会の駐車場誘導。

前回はどしゃ降りの中で行い、タッグを組んでいる前述の生物教師とともに、「あの時はひどかったよな。コバヤシ先生もまだ来たばっかりだったから、大変だっただろうな」と振り返っていた。

しかし、その日は暑く、駐車場として使われたグラウンドにほこりが舞い、革靴が砂まみれに。

どうやら、2回目で慣れてきたようだ。生物教師からも、高評価。

全体会の終了後、コバヤシの担任だった日本史教師が率いる中高一貫1年4組のクラス懇談会にお邪魔し、自分が担任として保護者会をやる機会に備え、その先生のやり方を見ておいた。あるクラスではディスカッションが活発に行われていたが、そのクラスでははじめに保護者が自己紹介をし、残りの時間で担任がクラスの現況、学校のシステムなどを説明。

終了後、保護者から、「英語のコバヤシ先生ですよね。息子がお世話になってます。どうですか? 授業をちゃんと受けてますか?」との質問が。その子は、コバヤシの試験で高得点をマークしたので、問題なし。答えやすかった。



次に、バスケ部の3年の引退試合。

相手である強豪校に圧勝されてしまったが、3年生は完全燃焼してくれたようだ。

代表顧問:「俺がずっとしゃべってお前らを泣かせてもいけない。それに、俺は次の試合の審判がある。だから、この後はコバヤシ先生に話してもらう。じゃあ、また明日以降学校で。高校の職員室にいるからな

かっこいい! 男だ! 同じ男として、尊敬します!

コバヤシは何を話したかというと、先日書道部の引退セレモニーで話したことの使い回し。「受験頑張れ! 君たちなら大丈夫」とか、「この先も自信を持って生きていってください」とか・・・。代表顧問より話が長くなってもいけないので、言葉少なに。


ちなみに、引退試合でもらったものは、3年生からの感謝の言葉ではなく、外部コーチからのうちわ、それも「HKT48 2014年選抜総選挙必勝!」と書かれたうちわだった。確かに、裏面に指原莉乃、兒玉遥、宮脇咲良、森保まどか、松岡菜摘らがいる。

コバヤシが48Gファンだと初めてコーチに話したら、いただいた。

実は、それはコーチのものではなく、もともと所有権は現在高3の元バスケ部の女子にあったらしい。

その子が受験戦争を終えたら、48Gについてじっくり話したいが、面識がないので不可能だろう。



そして、体育祭。

今年は初めて平日開催となったが、多くの保護者が来校。コバヤシは朝の早い時間に駐車場誘導を担当し、その後は会場のグラウンドで生徒を見守っていた。

教員用のテントが張られていたが、「新人の、それも若いうちから太陽を避けてテントに入り浸っているのも、どうかな・・・」と思い、積極的に強い日光を浴びていた。

本校の体育祭は赤・青・黄・白の4組に分かれて競うが、コバヤシは学年付なので、自分の所属する色がなく、永世中立的な立場。それをいつも授業で講義を浴びせている3組の女の子に話したら、「私たちが所属する)黄色ね。他の色のクラスに振り回されないでね!」と強い命令が出た。「命令する方向が逆だろうが・・・」と思いながら他の女の子の話を聞いてみると、「コバヤシ先生、知らないの? 倉持明日香ちゃんは、黄色が好きらしいです」と誘導。結果は白の優勝だったが、どの組も全力を尽くした。

本校には教員の競技がなく、「騎馬戦」、そして、本校の体育祭の目玉である、男が裸になって旗を奪う競技、その名も「旗奪い」(そのまんまだが)で教員、特に男性教員に活躍の場が与えられる。体を張る競技のため、毎年のようにケガ人が出るのだ。それは仕方がないとしても、生徒が殴り合いになることがないように、男性教員が安全確保のために駆り出される。もちろん、長渕をたしなんで気合を入れていることでしか体育会系をアピールできない、本校では珍しい若手非体育会系教員コバヤシも協力。生徒と激突しないようにあたふたしていたような・・・。力になれず、申し訳ありません。


翌日、体育祭の興奮も覚めやらず、疲れも癒えぬ中、授業でした。

なるほど、それで、前述のように実習生が見学していても、寝落ちしてしまったんですね。



今日は、東大研修でした。

進学校である本校では年々東大への意識が高まり、進路指導部から「東大推進部」が独立しました。

その部署の部長、主任の主催で、高校1年生の行事となっております。

ただ、東大といっても、かの有名な赤門がある東京都文京区本郷ではなく、先端科学技術研究所がある目黒区駒場のキャンパスです。京王井の頭線「駒場東大前」駅より徒歩10分の、閑静な住宅街の中にあります。少し電車に揺られると大都会・渋谷とは思えません。

集合と解散の時間の関係で、教員はいつもより遅く出勤し、早く退勤しました。

コバヤシの仕事は、生徒の受付でした。生徒の集合時間も解散時間もバラバラなので、東大生が担当する東大の受付と、我々が担当する本校専用の受付があり、生徒は2カ所で受付を済ませてから研究室の見学に入るというシステムです。レポートが課せられているため、最低でも2カ所の研究室を回ることになっています。

本校で使用が禁止されている携帯電話も、この日ばかりは許可。450人もいるとどうしても遅刻者が出るので、生徒は連絡のために、教員の前で堂々と携帯電話を操作していました。

そして、解散の受付の時間になるや否や、生徒が受付に殺到。わかってる。渋谷で遊びたいんだよな? 「寄り道するな!」と言ってもするんだろうから、事故に遭わぬように、気をつけて。



明日、いよいよAKB総選挙開票!

今日の15時に投票が締め切られたため、結果はもう出ています。

1位は指原か、渡辺麻友か。松井珠理奈や山本彩からも目が離せない。

明日香ちゃんも頑張って! 投票しましたよ! 推しメンに投票しないファンが、どこにいる?



月曜日は、生徒から「明日香ちゃんはどうでした?」なんて質問を受けるのだろう・・・。コバヤシの倉持明日香推しは、もう有名になった。満足、満足。