最近企業が最も関心の高いものの一つが「マイナンバー制度」ではないでしょうか?
え?なにそれ??
という方は是非とも知ってください。
社会保険や年金などの業務の効率化の為に導入される制度でアメリカのソーシャルセキュリティーナンバーみたいなものです。
さて、番号が割り振られるといっても身分証が一つ増えるだけだなんて単純なものではありません。
企業にとっては膨大なリスクと手間を抱えることになるのです。
例えば総務担当者が漏洩した場合にその個人だけでなく企業も罰せられることになります。
問題は非正規雇用の人たちでもあります。今までのように保険に加入しないで済むことはなくなります。
これによりコンビになどのアルバイトの多い形態のビジネスでも派遣会社を使う企業が増えるのではないでしょうか??ただでさえ現状人の集まりにくいパチンコ業界にとっては非常に苦しい問題にもなりそうです。
さらに従業員などが二重で扶養控除申請などをしているケースも筒抜けになります。
年老いた両親を兄弟で両方が扶養控除申請している場合などですね。
税務面での不正なども個人が特定しやすく今まで摘発の対象にならなかったような事案でも簡単に摘発できるようになります。
企業は企業でセキュリティーやコンプライアンスを今以上に叫ばなければならなくなります。
事態を軽視するのでなく企業はきっちりと社内通達などを行っていく必要があるでしょう。