40年前の日本は今よりも格差の少ない社会でした。
もちろん私が生まれる前の話ですが。所得税の累進課税の最高税率は今よりも随分高かったことは以前にもブログでお書きしました。
富裕層課税を減らし社会保障費を賄う為には消費増税しかない・・・。
それで現在の8%消費税になったわけですが、疑問に思うのは政治決定です。
自民党は与党だから良いでしょう。しかし、他の共産党以外の政党つまり野党すら消費増税は仕方ない的な空気感でずっといます。
これには心底驚きました。
さらには国民全体にもそりゃあ仕方ないでしょう的な空気がある・・・。
本当におかしな国民性なのかもしれませんね。
株価が上がるニュースでなんとなく消費が上向くというのはわかりますが、限界があります。
インフレ率よりも賃金上昇が低ければみんな生活がきつくなるのは明白なんですけどね。
消費増税がこれからボディーブローのように効いてくるのが目に見えています。
つまり好景気になってもしんどいまま社会の誕生です。
私は別にネガティブなことを言いたいわけではなく、早いうちに富裕層課税を増やさないといけないのでは?ということです。