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仕事のアポの間に2時間ほど余裕ができて、食事して、余った時間は喫茶店でPC開いて原稿でも書くか、と思ったが、このところ土日も含めて寝るまでずっとPCに向かっているし、たまには息抜きしなきゃね。でも映画を見るには時間が足りなさすぎるんである。最近の映画は2時間切るものが本当に少なくなったね。「東京家族」なんて2時間半近いしね。でも、1つだけ85分というのがあった。これなら次のアポにも間に合うじゃん。


というわけで、今日は、久々の映画館。ダニエル・コーマン監督の「シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~」(2012年)である。切符売場には行列ができていたが、みんなほかの映画が目的のようで、この映画は、私の回にはわずか4~5人しか入ってなかった。しかし、これが大当たりでした。



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ジャン・レノが演じるパリの有名レストランの一流シェフが、オーナーの妨害に遭いながらも、彼のレシピを記憶するアマ料理人の青年ボノ(ミカエル・ユーン)らの協力を得て三ツ星を維持するために奮闘するというコメディ。



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2人が日本人に化けて、先端の「分子料理」のレストランに潜入するなど、ナンセンスなコメディシーンもあるが、



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ボノが妻と生まれてくる子供のために料理人をあきらめ、老人ホームのペンキ塗りをする姿や、老人ホームの厨房で知り合った3人の料理人との関係など、全編ほのぼのとした雰囲気に包まれるドラマでもある。ジャン・レノの肩の力を抜いた演技と相まって、個人的にはきわめて好感のもてる内容で、大満足して帰ってきました。



あと、女優陣が総じて素敵だった。ジャン・レノの娘役のサロメ・ステヴナン、レストランの女オーナーのレベッカ・ミケールも美しいが、


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ボノの妻ベアトリスを演じたラファエル・アゴゲが何ともキュート。



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たまにいいなと思う女優さんはいるんだけど、10代のころ、映画雑誌からジャクリーン・ビセットやキャンディス・バーゲンの記事や写真を切り抜いていた、あの頃の情熱が今はもうないんだなぁ。まだそんな年齢でもないと思うんだけど…。




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