3が日にTOKYO MXで新春ミステリー傑作選と題して、ホームズやらクリスティ原作ミステリーやらが3本立て(4時間半程度)で3日連続で放映された。なぜNHKで放映されていた昔のミステリーを東京のローカルテレビ局で? と思いつつも、全部見ましたわい。

ということで、1本目はホームズ。英国のテレビ局制作で1984年に始まった「シャーロック・ホームズの冒険」の、「ボヘミアの醜聞」、「最後の事件」、「サセックスの吸血鬼(前・後編)」が取り上げられた。

シャーロック・ホームズの冒険 完全版 DVD-BOX/ジェレミー・ブレット
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このシリーズ、BOXで全作品を見ると、こんなお値段するんですね。

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名探偵ホームズにはジェレミー・ブレット(声 : 露口茂)、ドクター・ワトソンにはジェレミー・バーク(長門裕之)。

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お馴染み、ホームズの変装なども昔はワクワクしたなあ。

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「ボヘミアの醜聞」では、ホームズがその後「あの人」と呼ぶようになる特別な女性、アイリーン・アドラーと出会う。ゲイル・ハニカットがこの役を演じている。また、「最後の事件」のモリアーティ教授にはエリック・ポーターが扮している。

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ホームズと言えば、小学生時代に偕成社(だったかな)のシャーロック・ホームズとアルセーヌ・ルパン、明智小五郎と少年探偵団(だったかな)の各シリーズを貪り読んだものである。これらは、その後の自分の読書に大きな影響を与えたような気がしている。子供向け書籍では満足できなくなって、創元推理文庫に手を出し始めたのも小学生の頃だ。当時は探偵ものが結構流行っていて、同じ趣味の友だち同士で謎解き問題を作成しては披露し合ったものである。学校の帰り道、知恵を絞り合うひとときが楽しかったのが懐かしい。当時の知恵が今はすっかり消え失せたのも哀しいけど。