kazzpの音楽&映画-jaws04
遅くなってしまったが、火曜日に放映された「ジョーズ」(1975年)を取り上げたい。私の世代には、「何をいまさら」というほど有名な作品である。私が中高校生のときにはブルース・リーのほかにパニック映画が流行ったのだけど、船の転覆やビル火災などでなく動物をテーマにしたパニックもののブームは、高校1年のときに公開されたこの映画がハシリである。当時、住んでいた広島では「映画イコール二本立て」が常識で、確か私が映画館で見た単独公開作品はこのジョーズが初めてである。だから、なんとなくもったいない気がして、「ジョーズ」と「スターウォーズ」は、続けて2回見てから映画館を出たのを覚えている。


kazzpの音楽&映画-jaws01

映画の内容は紹介するまでもなかろう。それにしても、この時代の役者たちがすこぶる魅力的なのは、私の気のせいなのかなぁ。ブロディ署長にはロイ・シャイダー。フレンチ・コネクション、ザ・セブン・アップス、恐怖の報酬、と70年代映画ファンにはきわめて印象的な俳優のひとりである。


kazzpの音楽&映画-jaws02
海洋学者のフーパーにはリチャード・ドレイファス。アメリカン・グラフィティ、未知との遭遇、グッバイガールと、これまた70年代の映画がすぐに思い浮かぶ。


kazzpの音楽&映画-jaws03
クイント役のロバート・ショウ。サブウェイ・パニック、ザ・ディープ、ブラック・サンデー、ナバロンの嵐。生きていれば80年代もきっと活躍したであろう俳優である。


映画館で見てからは、TVで何度かやっていたが、まともに見たのは今回が初めて。だから、吹き替えがどう変更になったのかは分からないんである。これはササポンさんにぜひ解説いただきたいところである。それにしても、30数年ぶりに見ると新鮮で面白かった。


kazzpの音楽&映画-jaws05
サメと格闘している映画なのに、CMでこれが流れたのには笑いました。