帰省前日の午後、高速道路情報を見ておりましたら米子自動車道はまさかの全線チェーン規制。
チェーンどころかスタッドレスすら履いてないという...なんのためのSUVでしょうか。汗
そのエクストレイルの車検とD7000購入で全然先立つものがありません。
JRはあきらめて高速バスで帰ることにしました。
松江駅から実家までは妹に迎えに来てもらえばなんとかなるでしょう。
金曜日の夜、会社からの帰宅途中に切符を購入しました。高速バス久しぶりですな。
翌朝は京都駅7:30発の出雲エクスプレス京都号松江・出雲市行きに乗車。
高速バスの京都-松江・出雲線は、西日本JRバス・中国JRバス・一畑バスの3社共同運行となっています。
7:30発の松江・出雲市行きは西日本JRバスによる運行。
京都駅・名神大山崎バス停・名神高槻バス停-JR松江駅・JR玉造温泉駅・JR出雲市駅に停車。
名神高槻バス停までは乗車専用、JR松江駅から先は降車専用となっています。
早朝の京都駅バスターミナルは発着する高速バスで賑わっていますが、そんな中、松江・出雲市行き到着。
4年ほど前に利用したことがありますが、車種が変わっていますね。
ちなみに乗り物も好きな私ですが、バスはこれまでノーマークでした。
しかし調べていくとだんだん深みに...ゴホゴホ。記事にするまでずいぶん調べました。笑
いろんなバス関係のサイトやブログを拝見させてもらいましたが、鉄道に負けないぐらいマニアックですな!
こちらは高速バスのベストセラー日野セレガHD / PKG-RU1ESAA。最近非常によく目にします。
以前に乗ったのは確か三菱ふそうの車両でしたが、これはけっこう乗り心地よかったです。
日野セレガHDはどうでしょうか??しかし最近のバスはスタイリッシュですな。
JR京都駅-名神京都南IC-中国道落合JCT-米子道米子JCT-山陰道松江中央IC-JR松江駅というルート。
途中の中国道安富PAと米子道大山PAでの休憩を挟んで、松江までの所要時間は5時間となっています。
車内はもちろん3列の独立シート。
この車両には次世代型シートと呼ばれる最新型の「クレイドルシート」が搭載されています。
JRのグリーン車の座席みたいですね。大型のバックレストに上下に位置が変えられる枕も装備されています。
最新型といわれる所以はシートリクライニングのメカニズムにあるようです。車体側面には誇らしげなロゴまで。
このシートはバックレストを倒すと連動して座面後部が沈み込む仕掛けになっています。
つまり新幹線N700系の「シンクロナイズドコンフォートシート」と同じですな。
もちろんフットレスト・レッグレストも装備されている上に、リクライニングレバー横にはAC電源も。
こうなればもうグリーン車以上...思う存分記事の更新やコメレスができますな。爆
中国道安富PAにて大阪梅田-松江・出雲市行き「くにびき号」と遭遇。
大阪梅田-松江・出雲線は、京都線の1日4往復に対して1日7往復、学生時代はよくお世話になりましたね。
当時は米子道・山陰道が未開通で、落合IC-松江間は3時間半以上かかっていました。
現在落合JCT-松江中央IC間は1時間20分ほど、本当に近くなりました。
くにびき号の車名が分かりませんが、明らかに京都線のセレガHDのほうが新しいですな。
このくにびき号の車名が非常に気になります。笑
だんだんマニアックになってきました。
さてさて快適な乗り心地にいつの間にかうとうとして、気がつくと落合JCT付近を走行中。
落合JCTから米子自動車道に入ると雪景色に変わりました。
湯原ICを過ぎるとだんだん雪深くなっていき、蒜山あたりでは路肩には30㎝ほどの雪。
しかし路面には雪がありませんねぇ。鳥取県に入っても相変わらずですな。
江府IC付近からは右手に雪をいただいた大山が見えてきました。
標高1729mの中国地方最高峰、伯耆富士とか出雲富士の別名があります。
休憩地の米子PAに到着、ここから大山を狙ってみます。
走行中の方が断然フォトジェニックでした!照明塔がなんでこんなところにあるのだ。
冬の山陰には非常にめずらしい青空の下で新雪をいただいた大山。
黙っていれば富士山と言っても分からないかも。爆 標高が半分以下しかありません。
大山PAを出発するとまもなく米子自動車道の終点、米子IC/JCT。
ここから全線無料区間の山陰自動車道を西へ、約30分で終点JR松江駅に到着です。
京都-松江間の運賃は片道5,300円(往復割引で9,700円)。
休日特別割引を利用して車を利用した場合には、片道2,500円+ガソリン代。
1人ならコスト的にはほぼ同じですが、やはり楽ですな。
松江到着後の移動が不便ですが、駅まで妹に送り迎えしてもらいました。
たまにはバスの旅もいいもんですね。