ステンドグラス手作り体験【高島びれっじ】 |   + Mother Lake +

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おなかがいっぱいになったら少し大津よりに戻ってきて、JR高島駅近くにある「高島びれっじ」へ。


このあたりは「大溝陣屋」の城下町の名残を今にとどめた古い町並が残っています。
近くに「ガリバー旅行村」がある縁で「高島アイルランド交流館びれっじ」という町おこし事業が行われています。(なんでアイルランドと縁があるのかは謎です。)



ボクもつい最近まで知らなかったのですが、ただいま鯖街道が通行止めのため、R161は大渋滞。
たまたま通った旧国道沿いにあるのを見つけました。
長浜の黒壁と同じような感じですが、ずっと小規模で、まだまだ有名とはいえません。よかったら皆さん訪ねてみてください。



染色や手作りキャンドルなどいろんな体験施設がある中で、我が家が選んだのは、「ステンドグラス手作り体験」。これはなかなかできないですよ。本当は予約が要るそうなのですが、たまたま空いていたので、快く引き受けていただきました。(全然芸術家っぽくない普通のおじさんです。笑)


指導してくださるのは本来は鉄工所経営のたけさん。仕事の合間にはじめたステンドグラスの製作が今ではメインの仕事のひとつになってしまい、個展まで開かれているそうです。
この界隈の看板もたけさんによるものです。



では息子mizzの作業風景をご覧ください。



1.あらかじめ型取りしてカットされたガラスに銅製のテープを巻きつけます。(かなり根気が要ります。)



ガラスははんだを使ってつないでいくのですが、ガラス自体ははんだがつかないので銅製のテープを巻いていきます。裏表同じになるようにテープの真ん中に沿って貼り付けていき、折り曲げたあとフラットになるように箸でしごいていきます。



2.はんだがつきやすくなるように薬品を塗っていきます。




型紙の上にガラス片を並べて縫っていきます。ここでもう出来上がりのイメージがわかってきます。




3.ガラス同士の繋ぎ目部分をはんだで仮止めした後で、テープに沿って全体をはんだ付けしていきます。




くまなく全体にはんだ付けをして、厚みの部分は軍手で持ってつけていきます。
やけどに注意!!メラメラ



4.水でよく洗って水分をふき取ったらはんだの上から別の薬品を塗ります。




銀色だったはんだがさっとブロンズ色(古い古い10円玉みたいな色)に変わります。




5.もう一度よく水洗いしたら出来上がり。この間1時間20分ぐらい。




最初はこわごわやっていたはんだ付けもなれると楽しかったみたいです。勉強もこのぐらい熱心にしろ-!!むかっ
大人でも楽しめますよ。かなり真剣になってしまいます。

カフェなんかもあって観光客も少ないのでゆっくりできます





■高島びれっじ3号館 ステンドグラス工房 TAKE


滋賀県高島市勝野1230 びれっじ3号館

tel.090-3162-4371(要予約) 


所要時間1時間30分 材料費含む¥2300