行脚じゃ。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

最近腰からくる足の痺れ・痛みがマシになってきています。

一時プールに通っていましたが、夏の繁忙期を機に行かなくなってしまった。
プールで水中歩行などをしていたのです。
水中では40分でも歩けるのに、地上では5分も歩けば脚がいたくて、しゃがまなくてはならない始末。

・・・だったのですが、夏の終わりごろから徐々にその感じが薄らいでいき、近頃では、痛みは伴うものの、駅までも完歩できるようになった。

それから、調子がわるくとも、立奏すべきところは頑張って立奏にかけたことも、回復に役立ったような気がします。

あと、もう一つ分かったことがあって、キック・カホンを使った後は必ず調子が悪い。
思うに、もともとドラマーではない上に、現場現場で楽器の配列が微妙に異なるため、ボディ・バランスがとりきれていない。
要は、ドラムの各パーツのようなアジャスト機能がない楽器(自作も含む)を寄せ集めているので、変な姿勢のままやっとると。

そんなわけで、普通は楽器の位置などの調整へ意識を傾けなアカン場面ですが、ありもんで何とかせなイカンので、足腰も復調傾向にあるわけですし、肉体を強化しちゃえ!

・・・ということで、唐突ながら小さな山へ登った。

思えば、じわじわと調子が悪かったところへ、これに登ったためにトドメを刺された因縁の山。
これを征服せずして明日はない。

・・・といっても、小さい山なんですけどね。

いつまた、しゃがみこまなくてはならないかという不安とともに、結構な勾配を上り始める。

画像で見ると下ってるみたいですが、上りです。
ところどころランダムな高さの階段になっているので、ペースを乱されがちだが、なるべくゆっくりなスピードでGO!

気がつけば30分ほど経過。
木々の向こうに街並みが見下ろせる。

結構上まで来ましたな。
思えば、腰痛を引き起こしたときには、このあたりで断念した。
ホニャララ展望台(仮名)を目指したあの日の目標は、今日、この日まで宙に浮いていたのだ。
なんとなく、痺れが来ているような感じがするが、何とかホニャララ展望台(仮名)までは、登ろう。

快晴である。

この天気でなければ、再び断念していたかもしれぬ。
すれ違う、おっちゃん、おばちゃんに挨拶をしながら、自らを鼓舞したりなんかして。

ぬ?
ホニャララ展望台(仮名)は、前回予想していたポイントより更に進まねばならないことが判明。

しかし、・・・負けない!



そ、そして、

遂に、

来た!



視界が一気に開ける直前の、期待最高潮のポイント。


・・・このあと、ホニャララ展望台(仮名)の切っ先にただ一人居ることの、開放感たるや!

げ!
海が見える。

と、思ったらどっかから飛行機が飛び立って・・・、何じゃこりゃ。

もうね、普段ね、いかに、木を見て森を見ず生きているのかってね。

こんな小さな山にへろへろと、登っただけでコレ。
本物の登山って、どんなんだろ、と思いました。

「そこに山があるから」

ってのはよく分からん。

自然に親しむ?

コレもなんかよく分からん。


しかし、一つ分かったような気になったことがあって、でも、それはもうちょっと熟成させたいのでココには記さないという、オチの無いエントリなんです。


これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)/大関 義明