私のお国ことばの注釈の注釈・・・序章。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

先日私のお国ことば、福島県の会津弁、で検索してみましたところ。何でもあるのですね~、ウィキペディアには。

それで、ざっと見ましたところ、例えば、説明文の会津地方を更に「~地方」と言うような区切り方は、私初耳だったのですが、会津地方というのは、市街地を中心にして、点在するいくつもの村落の集合体でありますので、私の知らない区切り方があるのかもしれません。


それと同様に、私の知らなかった会津弁もあります。

これは、私の暮らしていた年代においても、既にお年寄りと我々子供の間で使う言葉が、微妙に乖離していたと言う事実がありまして、この理由として一番大きいのは、テレビなどによる標準語に対する「慣れ」ではないかと思われます。

新しい入植者については、人口に占める割合が方言を和らげるほどには、大きくないと思われますし・・・。


因みに、・関西地方(ひょっとすると中部地方以西と括れるかも知れませんが、定かでありません)に元々お住まいの方には、テレビの標準語がそんなに影響があるのかどうか、疑わしいと思われる方があるかもしれません。

しかし、例えば関西弁のメディア露出度、それから、関西弁によって進行される関西発信のテレビ・ラジオ番組の数、これは、私がこちらへ転居してきた時に驚いた程数が多いのであります。


例えば、会津地方でいえば、会津弁がメディアに登場するような機会というのは、ズーム・イン朝!の福島コーナーの、「浜通り」でも「中通り」(福島県は大きく三つの地方に分け、方言も大分異なります)でもない、会津地方に取材が及んだとき、或いは、NHK「おはよう!日本」の同様のくくり、または、各局における5分程度のスポット情報番組くらいのものです。

いずれも一視聴者としては、逆ゲリラ的にお目にかかる代物でありますし、今ほど、テレビに字幕が踊る事のなかった当時でさえ、お年寄りのインタビューには字幕が流れたものでした。


おっと!、前口上が長くなってしまいました。


ということで、若干暴論ではありますが、会津地方の市街地で通用するもの、年齢を問わず通用するもの、聞いた事のないもの、などなど、18年居住した筆者が独断と偏見で注釈を付けていくシリーズが、たった今、発足しました



よく、「お国言葉を喋ってみて!」とか言われるのですが、言葉っちゅうものは相手がいるから使えるのでありまして、同じ方言を使ってくれる人となら喋れるのですが、一人で喋ろうとして頭が真っ白になったことがままあります。

その時に興ざめされた方々に贈る、私のお国ことばシリーズであります。


次回は、具体的な言葉について御紹介いたしますが、連載にすると興味のない方がお越し頂けないような気が致しますので、それこそゲリラ的に、不定期更新いたします。



因みに、この方言のイントネーション及び、リズムについてですが、現在放映中の吉野家のCM (リンク先の「学生編」)が、非常に近いようです。しかし、この方は栃木県出身のお笑い芸人の方ですので、厳密には違うのですが、感じはほぼこんな感じです。



リンク貼っといて何ですけれど、私は吉野家は食べません。すみません。