不定期新企画に挑戦してみようかと思います(ブログのことです)。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

「生活のパターンとして昼からの活動がほとんどなので、朝食兼昼食・夕食+小腹がすいたら夜食のパターンが最も多いです。

一人の食事はなかなか暇なので、テレビを見ながらということもたまにあります」

という記事をエントリしたのが1/10のことでございます。


今日もそのことについて、書こうかいな?と思いましたので、新たにカテゴリを作ってみました。


第一弾企画、しりとりブログ頓挫につき第二弾企画「朝食とワイドショー」です。

これは、ワイドショー的朝のニュース番組を、更にいやらしく重箱の隅をつついてみようというものです。

これは、「騙されまい、騙されまい」という、私のあがきの場でもあります。


さて、今回も前回と同じ番組ですが(気に入らなかったら見なきゃよいのですよね)、不二家関連の特集でありました。


問題発覚時の不二家側の対応は、現場に責任を転嫁しようという気満々のコメントで、糾弾されるにしかるべきものでしたが、昨日の特集は「華麗なる(不二家)一族」が創業時の経営理念を忘れていく道程を追うような形で進められておりました。


そして、お決まりの「元」従業員のインタビューで特集に色を添えるわけですが、その「元」従業員の方が、

「カビが生えたクリームのカビが生えた部分だけ取り除いた(それで売ったってことでしょうね)」とか、

「社長の支持で」とか、なかなかに際どい事を仰るのです。

 もちろん顔はモザイクです。

 


しかし、これは情報の質としてはどうなんでしょう。


 普通に見ると「けしからん!」という感情をあおるものなのでしょうが、「元」従業員といわれても、視聴者にはそれを確かめる術はないですし、「元」というからには、何らかの理由で職を離れられたわけで、ひょっとすると会社に負の感情を持っていることも考えられる。

 しかも、情報の提供の代わりにモザイク、ということですと、失礼ながらこの機に乗じて、情報に尾ひれをつける可能性もあるのでは、と思ったりもいたします。


 きちんとした情報源を明かさずに、ある対象に痛烈な批判を浴びせるのでは、やはり、噂の域は出ないような気が致しますし、それでは、大メディアがこぞって攻撃する、匿名掲示板のそれとなんら変わらないと思うのであります。


 「やらせ」とは言いませんが、やはりここにも印象操作の匂いがぷんぷんいたします。

 「盛り上がればええんかい?」という感じが・・・。



 そして、インタビューの最後のカットでは、初老の男性と思われる「元」従業員の、自転車に乗って去り行く後姿。


♪ みるきぃ~は、ママのあじ~


 口ずさみながら雑踏へ紛れていく「元」従業員の映像には、どうにもちぐはぐな感じを覚え・・・。




 ・・・とはいえ、10万円分の不二家製品を買うと、陶器製の特大ペコちゃんがもらえるというのは、トリビアな感じもあり、そこは楽しんで拝見いたしました(特集の文脈とはほぼ無関係でしたが)。