これはしたり!~活字で夢見る男の話。 | 木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

木村和人、パパ木村、或いは、キムキムと呼ばれる男。

ほぼ三つの呼び名が存在しますが、ほぼ同一人物かと思います。

新年から更新し続けてきた当ブログ、ついに一度途切れてしまいました・・・。


プライヴェイトのため、日付ギリギリには何とか・・・と思っていた記事が、送信ボタンを押したら消えてしまったのです。

30分以上かかって書いたものは一度「下書き保存」をしなくてはいけないと言うことを忘れた為です。

と言う事は、30分以上かけて書いたものだったので落胆は激しく、そのまま枕を涙でぬらしたのでございます。


バックアップしてない自分のせいではありますが、同じネタを書くのは少々調べ物が必要でありますので、また、次回に置くことと致します。



さて、先日は私のごく親しくして頂いている方お2人が、飲んでいると言う情報を事前に入手しておりましたので、お仕事の帰りに無理やり乱入させて頂きました。


それで、当ブログについての感想などをお聞かせ願いましたところ、大変温かい反応を頂いたので、モチベーションが更に上がり、これからも頑張ろう、と思った次第でであります。



しかし、甚だゆる~イ動機によってはじめたブログなのですが、次第に毎日駄文をものすようになったのは何故か?

また、PCを持っていない友人には、


「なにをかくの?」

「書くことあんの?」

「何の為に?」


と言うようなことをたずねられるのですが、


「何の為に?」・・・と言うのは非常にデリケート且つ個人的なことでありますので、以前も申し上げましたとおり、「ちょっと置いといて」、


結局、文章を書くのがすきなんだろうな、


という他愛も無い結論でお許し頂けますでしょうか?


というのも、エントリする時間などを考慮しつつ、毎日の更新をしていくのは、なかなかに面倒な作業でありますから、私のような怠け者には、到底続くような性質のものではありませんから。

ですから、私のような「下手のよこ好き」が駄文を連ねるには、ブログ、と言うものは誠に便利なツールであると、今更ながら発見したところなのであります。



しかし、しかし!!インターネットにおける「日記」と言うものが、世に現れてもう大分経つ訳ですが、また、私もその存在は知っていたのでありますが、これに手をつけるまでは、非常に長い時間がかかっております。

逆の表現をすれば、ブログをはじめるのを思いとどまらせる何か、があったのです。



それは、一人の男の存在であります。



かれは、僕が一番最初にやりだしたバンドの詩人でありました。

今日的にはMCと言うんでしょうか?

しかし、やはり私は「詩人」という呼び名が彼にはふさわしいと今でも思っております。

月並みな表現ですが、言葉の魔術師、であります。


詩人とは、ごくごく短い言葉を媒介として、それを読んだ人々に、その言葉で表されている何倍ものものや、全く正反対のものなどを想起させ、心をかき乱す存在ではないか?と思ってみたりするのでありますが、彼はまさにそういうことを、意識的に(そして無意識で)やったり(やらなかったり)する人でありました。


ただ、そんなことができるのは、とてつもない読書量があってのものです。

彼は、生きるのに必要なこと以外は文字を読んでいるのではないか?と言うような生活をしており、「ひよこクラブ」から哲学書まで、ありとあらゆるものを読み漁っていた記憶があります。


驚くべきは、夢に文章(活字?)がただ流れていくことがあるそうです。

それは、文字通り活字が流れていくだけなのか、文字を読み進んでいく脳の働きを感じているだけの状態のなのか、想像するのも困難なのですが・・・。



こんな人間と行動を共にしていた私には、知らず知らずのうちに文章を発表することに対してのトラウマができていたのかもしれません。

そして、現在は恐る恐るはじめたブログによって、文章を書く楽しみが再び私の中に発見されたと・・・。



ですので、甚だ穴だらけのブログではありますが、これからも続けてみようかな、と思っている次第であります。




・・・非常に長くなってしまいましたが、最近小学校などで俳句を作らせたり・・・と言う授業があるそうです。俳句なんていうものは言語表現の最終段階にあるもので、そんなものを小学生風情が出来るはずも無い、と思うのですが・・・。

やるなら、意味は分からんでも、暗誦に次ぐ暗誦というような方法でインプットに時間をかけて欲しいものです。