採点対象外問題は腐ったリンゴ | TOEICはKazuにまかせろ!

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先日の3月公開テストでは、パート7で正解の根拠が見つけられずにマークしたのが2問ありました。

 

その内1問は、私の読みが浅かったためなので私の負けです。でももう1問は、何度も読み返しても正解の選択肢が一つも見つからないものでした。おかげでその1問だけでかなりの時間を費やすはめになり、それが後々まで尾を引いて、結局最後まで解答し終えたのが終了1分前というドタバタでした。

 

今でも、いったいあの問題の正解はどれだったのかわかりません。TOEICでは、良くない問題と判断されるとその問題は「採点対象外」とされ、全員が正解扱いになります。おそらくその問題も採点対象外にすべきだと個人的には思っていますが、はたしてどうなるでしょうか。

 

でも、仮にそうなったとして、ETSさんが「採点対象外にして、全員正解にしたから問題ないだろ」と思ってもらっては困ります。私の場合、毎回「今度こそ全問正解してやろう」という決意で受験しているわけですから、「あれ、この問題は正解がよくわからないなぁ。まあいいや、適当にこれを選んでおけ」などということはできないんです。その1問を徹底的に考えてしまいます。だからそれ以降の問題すべてに影響が出てしまうんですね。

 

採点対象外問題がたった1問あっただけでも、被害はその1問にとどまらず他の多くの問題にも大きな影響を与えてしまうんです。リンゴに例えれば、箱の中にたった1個の腐ったリンゴがあるだけで、他の全ても腐ってしまうということです。採点対象外問題は腐ったリンゴであることを、問題作成者は肝に銘じて頂きたいです。

 

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