今朝はちゃーんと4時前に起きれたので、東港に行くことにしました。

実を言うと昨晩会社帰りに、堤防まで偵察に行ってきたのでした(汗)というのも、チャリが入れなかったら困るから。

東港の堤防は、途中まで外海側にテトラポットがあって釣り辛いのです。昔親父とよくここに来ましたが、行き帰りともに歩き。結構歩くのでチャリで乗り込めないようならここはナシだな~と考えてました。

でも、柵はあるけど、ちゃんとチャリが通行できるようになってました。これで一安心。

ってなわけで、まだ真っ暗な時間に堤防に乗り込みました。

夜釣り装備は一切ないので、真っ暗な堤防を、ファンカーゴに付いてる懐中電灯で照らしながら慎重にチャリをこぎます。竿ケースとクーラーを肩に掛けながらのチャリ運転は正直キツイものがある。この辺は対策を考えないとだ。

さて、まだ真っ暗だというのに、さすが有名釣りスポット。4時過ぎだというのに結構釣り人がいます。

とりあえず、ルアーデビューをはたすオイラとしては、極力誰もいないところでキャスティングの練習したかったので、テトラ過ぎてから5分くらいのところに陣取りました。

まずは、サビキの準備です。

小あじを掛けて、そのまま放置。そこへ大物食いつくという豪快パターンを懲りずに狙ってみます。

・・・でも、その小あじが掛からない。ちょっと前まであれだけ釣れていたアジが全然でした。場所も悪いのかな。今日の目的はサビキ釣りではないのだ。ルアーなのだ。

ということで気を取り直しルアーの準備。

ロッドに15gの制限がありますが、あえて1つだけメタルジグ(28g)を買っておきました。

最初は軽いルアーでどんなもんか試してみます。

・・・って全然飛ばねーじゃん!!そりゃそうだ。ルアーが軽すぎるんだ。

何度頑張ってもすぐ目の前で落ちる。これじゃだめだ。

そこで登場メタルジグ(28g)です。最初おそるおそる投げてみますが、全然問題なく投げられます。ロッドよりもラインが心配になりますが(数年間ほったらかしなので)一応50m以上は飛んでるように見えます。

ホントならもっと飛ばすんだろうけどね。

しばらく頑張って思う。ルアーってやっぱ簡単には釣れないのね。

サビキはどんなかなと引き上げようとすると、うおっ!何か掛かってる!

すごい引き込み。この前のヒラメクラスの大物が掛かっていることが確信できるアタリでした。

最初は根掛りしたのかと思うくらい。でも魚が一生懸命引っ張っているのが竿に伝わってきます。

た、たのし~ (>▽<)/

しばらく格闘の末、水面で手前まで寄せてみると、カサゴ?トゲトゲが見える。

タモの出番か!と思いましたが、この前のヒラメよりは軽そうだったので、このままいけると判断。

上げてみるとメバルでした。うんうん、いい調子。

明るくなって気づいたのですが、僕が陣取った場所は、ちょうど堤防の継ぎ目だったのです。継ぎ目は海底では結構大きく隙間になっていることも多く、そうゆうところは良い魚の棲み処になります。

次のあたりは、またもやサビキでした。

竿が持っていかれるんじゃないかってくらいのアタリ。またもや大物のようです。

竿を立てて慎重にリールを巻きます。僕の場合サビキ釣りで浮きを使わないので、必然的にオモリと着底させアタリを待ちます。がんばってチャリンコこいでやってきたこの場所は、西港のいつもの場所と比べ物にならないほど深さがあります。テトラなんかに潜られた日にはアウト。無理に引っ張らず、慎重に魚にあわせてリールを巻きます。

すると、右前方からゆっくりと2匹、長いのが近づいてきます。

イナダ?サワラ?

最初はそれをルアーで狙いたいとか思ってました。

ところが、そいつらはオイラのサビキに食いついたのでした(笑)

手元で食ってそれを沖まで持っていこうとしていたのでした。魚と会話するってまさにこうゆうことなんでしょうね。意地になってリールをまかず、「あ、そうそう、そうなのね。うんうん、君達はよく頑張った。」みたく、なだめすかして手元まで連れてきます。

しかし、これはタモを使わなければ回収不可。だって重過ぎるんだもん。

というわけで初タモです。今までは手のひらサイズだったのでタモは使ったことないのよ。

タモの柄の長さはギリギリ。あんまり先を持つとコントロールできません。

伸びろ如意棒!!ってな感じでスルスルと気持ちよく伸びていくタモ。ところが問題発覚。

こいつら、サビキの一番上と一番下食ってやがる。一番上をタモに入れると、下のが入らず、下を狙おうとすれば柄の長さが足りない。しかたないので一番上のみタモ入れしました。一番下のヤツはオイラの目の前まで上がってきたのに、目の前でボチャーン!痛恨のバラシ!

でも刺身ゲット!!

うんうん、待ってたよ。でもどうせならルアーで釣りたかった。

その後、サビキは全然。フグすらかからない。

またルアーのキャスティング練習開始です。このくらいになると明るくなってきて回りも見やすくなってきました。今日は曇りだねぇ。昼くらいからは雨振るらしいが。

しばらく、キャスティングしては回収しての繰り返し。

飽きてきたらサビキのほうへ。

何度かサビキを落としては、コマセ補給で引き上げたりを繰り返していたら、地面に自分のサビキのハリじゃない金色の少し大きめのハリが落ちていました。しかも、しっかりハリスが付いてる。

せっかくなんでイソメもあるんで後で使わせてもらおうと釣り針回収。

サビキはこれ以上無理っぽい感じです。

そうこうしていると、イナダかサワラのナブラ(沸き)が発生。よっしゃキャスティングのチャーンス!!

気合を入れてキャスティング!!待ってろよ!イナダorサワラ!

・・・でも届かない(泣)悔しい。

しばらく不毛なキャスティングを繰り返してました。

するとそれまで釣ってた外海側ではなく、内海側でサワラがボンボンジャンプしているではありませんか!

外海にくらべ内海は波も穏やかで、キャスティングの練習にはこっちが良いのかもと、内海側へ移動。

まっすぐ投げるために、ちょうど剣道の上段の構え状態でサワラ出現を待ちます。

ぼちゃん!

そこだぁ~!とう!!

中々敵もやるもんだ。見向きもしないぜ。

気を取り直して再度、上段の構えからサワラに向かってキャスティング!

やった!!!ヒット!!!

しなるロッド!手元に伝わる躍動感!やっぱ釣りはこうでなくちゃね。

慎重に、慎重に・・・

手元まで持ってきて気が付きました。

しまった。タモは外海側だ・・・。

こうなったらタモを使わずに勝負じゃ!!

ふう。

なんとか無事回収。

さっき釣ったサイズと同等だね。刺身2本目ゲットです。

ここまで来て、イソメを全く使っていないことに気が付きます。

もったいないから、さっき拾った針でいっちょ頑張ってみるか。

サビキの仕掛けをはずし、タル型オモリを道糸につないで、その反対側にさっき拾ったハリスをつけます。

ハリスの真ん中にガン玉を一個追加しました。ハリスがちょっと長かったので。

これがまた、いい感じにアタリがでるではありませんか!

小鯛にシマダイ・ベラ。いつもの手のひらサイズですが、若干大きめかな。いい感じよ~。

ところが、こっちがおにぎり喰ってる最中にかなり大きなアタリがあったので、慌てて取り込もうとしたのですが、どうやら堤防のつなぎ目にもぐりこんだみたい。しばらく出てくるか待ってみましたが、無理みたいなのでハリスカット。まあ、拾いもんだし、別にいいか。

ときどきポツポツと雨が当たります。もうちょっともってくれ。

さて、大量に余っているイソメ。

これを消費するために、ハゼ釣り用に買った余った仕掛けをさっきのハリスの替わりつけて、目の前にイソメ投入。これが入れ食いになりました。

えさ取りで有名なカワハギが次々に掛かるじゃありませんか。引きもグン、グン、グン、と一定のリズムで底にもぐりこもうとする感触です。入れ食いはやっぱ楽しいね。

11時近くまでそれなりに釣れていたけど、雨が段々ひどくなってたので、撤収することにしました。

帰り支度を整えて、チャリンコで来た道を引き返します。

いい降りになってくるじゃありませんか(泣)パンツまでぐっしょりです。

ポイントまでの行き帰りがいい運動になるねぇ。

帰って風呂入って寝るべ(^-^)

今日の結果です。

○サワラ 2

○メバル 1

○小鯛 2

○小あじ 1

○カワハギ 9

○ベラ 1


ルアーで釣り上げることも出来たし上々です(^-^)/