2015/9月初旬から現在までの経緯② | え!今度は膵臓癌!?〜印環細胞癌 (signet ring cell cartinoma)

え!今度は膵臓癌!?〜印環細胞癌 (signet ring cell cartinoma)

7年6カ月前に胃癌(印環細胞癌)を内視鏡手術で寛解後、今度はまさかの膵臓癌に罹患です。まさにこれから抗がん剤治療、膵頭十二指腸切除手術と成ります。

またまた、どこまで書けるかわかりませんが、出来る限りリアルタイムに
記録を残して行こうと思います。

10/26の朝一番にT医師から、再度内視鏡ESD手術の適応外と宣告を
受けた際に、念の為、いや、自分の胃を2/3失う事を納得する為に
セカンドオピニオンを受けたいとの申し入れをその場で行い
診療情報提供書の作成をお願いしました。
T医師も「それは重要な事です。」仰って頂き、その日の内に
作成して頂き、私がセカンドオピニオンとして受診を希望した
H医科大のS医師宛にFAXを入れて下さいました。
この事に関しては非常にスピーディーな対応で、本当に感謝致しております。

H医科大のS医師を知ったのは、私が自分の病気=印環細胞癌について
必死になってネットで調べていた時に、 偶然アメブロのブロガーさんが
同じ病気でS医師にセカンドオピニオンを受け、内視鏡ESD治療を
受けられた記事を見つけ、その対応の全容を読ませて頂いていたから
でした。もちろん、S医師に関しては、それだけではなく出来うる限り
いろいろな文献を調べ、その評価の高さを目にしていましたが
やはり実際に治療を受けられた方の言葉が一番説得力が有りました。

10/30にセカンドオピニオン外来の初診面談が叶いました。
最初に驚いたのはS医師ご本人が、外来の待合まで
私を呼びに来られた事です。
大学病院の教授の医師が、自ら、初診の何の面識も無い患者を
迎えに来る等と言うことは普通では考えられないことでした。

「病気では無く病人を診る」という先生のポリシーは
本当なんだなぁと思いました。
この先生なら委ねられると感じたのは、この時かも知れません。

S医師は私の可能な限り、臓器を温存し、QOLを維持したいという
意思を尊重して下さり

「もう一度うちで内視鏡で精査してみないと
わからないが、出来るだけ内視鏡ESD治療でやりましょう。
ダメでも腹腔鏡下で幽門保存を優先して2/3胃切除で行きましょう。」

と仰って頂きました。
私は、それに従って即日転院を決めました。

次回、11/4に内視鏡の再検査。11/10に治療方針の最終決定という
スケジュールに成りました。