あまりの衝撃で、めまいをおこしながら、最近嫁に行った、
玉ちゃんの所に行ってみた。
「あのさー玉ちゃん」
「どうしたの?っていっちー魚になったの?」
「そうなんだ、それだけじゃなくて、メス化もしてるんだ。
元に戻る方法ないかな?」
「えっ?戻る?」
「うん。戻りたいよ。俺。雄だもん」
「別にいいじゃない。」
「なんでだよ!きみまでそういうことを言うのか?」
「あら。までって他にだれか言ったの?」
「ぷりぷりちゃんが・・・・」
「あっ!もしかして。ばれた?」
「ばれたって!!!」
「そうよ。私達、オカマよ。文句ある?」
そう…さっき、ぷりぷりチャンより告げられた真実・・・・
「いいじゃない、そのままでも。きん○ま帝国ってじつは、
ニューカマーランドなの。 ヒーーーハーーーー!
本名はイワンコフ・ぷりぷりっていうのよ。ヒーーハーー!」
マジで?
化けっぷりが凄すぎるよ。
それに、玉ちゃん嫁にいったが、ばれてないのか?
肝要な旦那だ!
もう、この人たちに相談はできないぞ!
一緒にいたら、こっちまでオカマさん扱いだ。
どうする俺!
おもいなやんで、夜の街をはいかいしていたら、
「そこのあなた・・・強力な魔法がかかっていますね」
見えた!一縷の光!
半魚豚(メス)にされたいっちーに声をかけてくれたのは、翔さん。
着流しにおおきなリボンと扇子。
巷では有名な祓い人。
「わかりますか?」
「ええ、鯉の怨念が見えます。」
「そうです!それです!元に戻る方法を教えてください!」
「う~~ん。ちょっとやそっとじゃ溶けそうにないわね~。あなた覚悟は出来てる?」
「はい!!!」
「わかったわ、こっちへいらっしゃい」
いっちーは、部屋のある一画へ案内された。
そして、始まったのは、まめぶつけ・・・・
「これで、中にいる、鯉の怨念をおいだすの!
えい! えい! えい!」
「微妙に痛い・・・・」
「お黙り!相当な数を打ち込まないといけなんだから!我慢なさい!」
「はい!元に戻れるなら!なんだってします!」
こうしていっちーのお祓いが始まったのである。
(続く)