ダイアナ・クラール「ウォールフラワー Wallflower」
ジャズ・シンガーのダイアナ・クラールの新譜は、
1960年代から70年代を中心とした珠玉のポップ集です!
待ちに待ったアルバムがアマゾンから昨日送られてきました~
アルバムの全体的な印象としては、
デイヴィッド・フォスターのアレンジによって
ちょっと暖かく、ちょっと物悲しい感じの
癒しに溢れたとっても素敵なアルバムになってます。
California Dreamin'
この時期のポップスっていうと、
どちらかと言えば歌唱のテクニックよりは
ヒューマニズム重視で、着飾らない感じがウケていたと推察します。
Desperado
そんな中、現在最高のテクをもったシンガーのダイアナ・クラールが
持ち前のビートを強調することなしに、
いつもよりさらに余裕をもって素直に美しく歌唱しています。
I'm Not In Love
↑このクリップでも、
「デヴィッド・フォスターと前もって結構話したんだけど、
ホントにまったくイージーにいい感じで仕事したの。
彼ってめちゃくちゃ助けてくれて、
ホントにグレイトなミュージシャンなのに(笑)。」
みたいなこと言ってて(笑)、とってもうまくいってたみたいです。
Don't Dream It's Over
何よりも
このアルバムには、ホントに目頭が熱くなるほど
素晴しい曲がエントリーされています!!!
オリジナルクリップで追ってみると・・・
1. California Dreamin' (1965: The Mamas & the Papas)
2. Desperado (1973: Eagles)
3. Superstar (1971: Delaney & Bonnie)
4. Alone Again (Gilbert O'Sullivan)
5. Wallflower (1971: Bob Dylan)
(残念!ヴィデオなし)
6. If I Take You Home Tonight (Paul McCartney)
(ポール・マッカートニー提供の新曲です)
7. I Can't Tell You Why (1980: Eagles)
8. Sorry Seems To Be The Hardest Word (1976: Elton John)
9. Operator - That's Not The Way It Feels (1972: Jim Croce)
10. I'm Not In Love (1975: 10cc)
11. Feels Like Home (Bonnie Raitt)
12. Don't Dream It's Over (1986: Crowded House)
どの曲もホントに思い入れちゃいますけど、
私はやっぱりAlone AgainとI'm Not In Loveが好きですね!
このアルバムで、ダイアナ・クラールがまた芸域を広げたと思います。