本物の舞妓さん現る(笑) 京都紅葉便り2013番外編
(Nanzen-ji temple, Higashiyama)
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今、南禅寺は紅葉の真っ盛りです!!!
あまりにも真っ盛りなので久しぶりに三門に登りました。
歌舞伎の舞台で、南禅寺の三門に登った石川五右衛門が
「絶景かな!絶景かな!」って唸るのは有名な話ですよね。
四方見渡して、本当に絶景です。
南を向けば、今年のJR東海「そうだ 京都、行こう。」の
キャンペーンに使われている南禅寺天授庵が素晴らしく染まっています!
ただ、中に入るのにめちゃくちゃ長い列ができているのがわかります(恐)
さすがにこの行列は初めて見ました!
さて、紅葉の南禅寺と言えば、ただでさえ混んでいます。
参道を見るとやはりたくさんの人が訪れています。
「ウォーリーでもいないかな?」などとおバカなことを考えていたところ・・・
何やら人の動きが止まっているところがありました。
よく見たら、みんな突然現れた舞妓さんの写真を撮っているようです。
南禅寺と言えば、
いわゆる「ニセ舞妓」(笑)と呼ばれる体験舞妓の出現場所
として有名なのですが、
これだけ多くの人がカメラを向けているところを見ると、
「これは久しぶりにモノホンかな」と確信した次第です(笑)
実際、私が見る限り、舞妓の衣装を着た人の90%以上は、
観光客が舞妓体験をする体験舞妓なのです。
外国人観光客が体験舞妓を本物舞妓と勘違いして
大喜びで記念写真を撮っているのをよく見ますが、
傍目で見ていて、なんとなく気まずいシーンではありますね(笑)
なお、「ニセ舞妓」という言葉は今では慣用的に用いられていますが、
私はそれ自体は勇気ある素晴らしいチャレンジだと思っていますよ~(笑)
さて、意識していなかったのですが、三門の各方向から下を眺めていると、
なぜかこの舞妓さん達をタイミング良く(笑)見ることができました。
何かイベントでもあったのでしょうか、
普段はすぐにいなくなってしまう舞妓さんがいつまでたっても消えません。
ちなみに、
本物の舞妓と体験舞妓を見分けるのは歩きを見れば一目瞭然です。
本物の舞妓は、例外なく歩きがしっかりしていて、姿勢が良く、
粋な芸妓の姐さんといっしょに歩いていることが多いのが特徴です。
そんなこんなで紅葉を満喫して、南禅寺の三門を降りました。
すると、今度はさっきの舞妓さん達が
さすがにモノホンは可愛い娘です(笑)
何よりも紅葉と舞妓さんはよく合いますね~!
[追記]
・・・とはいうものの、
彼女達が本物舞妓でニセ舞妓ではないということについては
確信はあるものの確証はないんですよね。
でもこの彼女がニセ舞妓だったら怒りますよ~(笑)