桜宮高校体罰問題(3) | 西陣に住んでます

桜宮高校体罰問題(3)

西陣に住んでます-橋下市長


前記事:[桜宮高校体罰問題(1)] [桜宮高校体罰問題(2)]


このシリーズ最後の記事です。


1月21日、大阪市教育委員会による桜宮高校体育科入試中止の可否

の裁定が下されました。



1大阪市教育委員会の裁定


桜宮高校体罰問題に関連した体育科入試の可否について
大阪市教育委員会が出した結論は入試中止でした。


メモ産経新聞 2013/01/21 19:01
[市教委、桜宮高体育系2科の入試中止を決定]

大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒=当時(17)=の自殺問題で、橋下徹市長から同校体育系2科の入試中止を要請された市教育委員会は21日の協議で、体育系2科の入試中止を決めた。採択では教育委員会の5人のうち、長谷川恵一委員長が入試実施で挙手、4人が中止で挙手した。協議で採択された案では2科の定員120人分を吸収する形で普通科の定員を120人増員。体育系2科を志望していた受験生への入試中止の影響を最小限にするため、試験科目を同じままにして、府内全域から受けられるとしている。

この決定によれば、


(1) 桜宮高校体育系2科(定員120名)の入試は中止、
(2) 桜宮高校普通科に定員120名を増員し、
  体育系2科と同一の試験科目で入試を実施


ということになりました。
つまり、体育科としての入試は中止であるものの
その分を普通科で受け入れるというものです。
しかもそのカリキュラムはスポーツに特化するというものです。


この場合、桜宮高校体育科を受験する予定の受験生にとっては
予定通りに桜宮高校を同一スペックで受験することができ、
体育科ではないものの、カリキュラム的には
スポーツに特化した教育を受けることができることになります。


この裁定に対して、マスメディアは一斉に
「玉虫色の看板の付け替え」と批判しましたが、
私は、このジャッジこそ現代の大岡裁きだと思います。
この方式は、現在の体育科の構成員である
特定の顧問をターゲットとして入学するような状況を許さずに
体育科の本来あるべき健全なアドミッションポリシーに適った
スポーツに特化した教育を純粋に受けたいと考える受験生に
門下を開くものです。
これによって、受験生は勝利至上主義の校風と一線を画すことを
最初から納得済みで受験することになり、
現在あるような顧問在校生保護者の三位一体となった
異常な状態を回避する素地ができるものと考えられます。


さて、今回の決定は5人の教育委員の多数決によるものでした。
5人の教育委員のうち4人が体育科の入試を反対する中、
教育委員会の長谷川恵一委員長一人が体育科の入試を賛成するという
状況でした。


各教育委員が以下のようなコメントを残したのに対して、


教育委員

・市長の問題提起を突拍子もない話とと受け止めたものは一人もいない。
・案1(入試中止)をよりましな選抜のあり方として考えたい。
・ベストなものはない。でもベターなものとして案1を支持したい。


一方で長谷川委員長は次のようなコメントを残しています。


長谷川委員長

そりゃあ看板の付け替えと言われますよ。
少しこれは変則的な内容になってますし、
一夜漬け的な形になってますので
私としてはちょっと不本意な感は否めません。


他の教育委員とは一線を画す内容となっています。

また、ある在校生は次のようなコメントを残しています。


在校生

正直今聞いてびっくりしているし、無くなったところでどう変わるのかかわからないし、将来の夢までを考えて専門科で学びたいとそういう子の気持ち考えたら・・・


前記事にも示しましたが、
入試は受験生マターであり、在校生マターではありません。

橋下市長は次のようにコメントしています。


橋下市長
・何を変えなければいけないかと言えば、
 受験生の意識と保護者の意識なわけです。
・玉虫色とか議論先送りとか言われるが、
 一週間で完璧な案なんてできるわけがない。
 大阪市教育委員会が教育的な視点から素晴らしい決定をして下さった。
・看板の掛け替えかもしれない。
 いろいろ問題点があるかもしれない。
 でも体育科の入試を継続するよりも
 改革をしっかりしていくというメッセージを出したし、
 桜宮高校は変わりますよ。
 同じような意識を持ったまま受験してもらっては困りますよ。
 これを明確に打ち出せたと思いますね。
・単なる看板の掛け替えじゃないですよ。
 体育科としては募集しないんですから。
 ですから受験生にはこれまでの桜宮の体育科として
 受験されては困ります。
 まったく違うある意味受験生の進路先になるわけですから
 受験生もよくよく考えて受験してもらいたい。
・生徒は先生を絶対的な存在にしてしまう。
 それは非常にいいことだけれども危険との隣り合わせです。
 それがずっと積み重なってきて誰も止められなくなってしまった。
 その結果、一人の生徒が命を絶ったわけです。
 これを本当にきっかけとしてとことん徹底して改めていくことが
 無くなった生徒の本当の思いだと思いますね。


マスメディアは批判ありきで
教育委員会の裁定を「玉虫色の看板の付け替え」と
デマゴーグしようと考えているだけと私は考えます。
これまでマスメディアは何のアイデアもなしにただ
「体育科の入試を行うべきである」と主張していました。
それに対して、橋下市長と教育委員会が行ったことは
知恵を出してアドミッションポリシーを改善したわけです。

問題となっている事案を改善した方がよいか

問題となっている事案をそのままにした方がよいか

といえば、答えはもう決まってますよね(笑)


今回の問題の最も根深いところは、
顧問・在校生・保護者が三位一体となって
暴力をも容認してしまうという勝利至上主義です。
一見してそれほど罪がないようなそれぞれのミクロな考え方が
勝利至上主義という一定の方向に向かって集合することで
一つのマクロな危険思想となってしまい、
何も罪がない若者を死に追い込んでしまったわけです。
ミクロ経済とマクロ経済の関係性の解釈にあたって生じる
合成の誤謬(fallacy of composition)のアナロジーと言えるかと思います。


そしてそのメカニズムについて
高校も生徒も保護者もそしてメディアもまったく意識がない中で
橋下市長と委員長を除く教育委員会は見事に把握し、
手を打ったものと考えます。


2運動部元キャプテンらの会見


教育委員会の体育科入試中止の裁定を受けて
運動部の元キャプテンら男女8人(3年生)が
自分達が手を上げる形で市役所で会見しました。


以下、その言動を一つ一つ詳しく見ていきたいと思います。


西陣に住んでます-桜宮高校


・今回は私達のために集まっていただき本当にありがとうございます。


暴力顧問や自殺した生徒に対しては口を閉ざした生徒たちが

なぜ受験生のことを思ってこんな自発的行動をするのか

大きな疑問が生じるのは私だけではないはずです。


・なぜ今回の入試を中止した方がいいのか全く話されずに
 大阪の恥だって言ったけれども
 こちらとしては全く納得がいっていないので


入試中止の可否は受験生には関係することですが、

在校生にはまったく関係がないことであり、

在校生が納得する必要はありません。


・私達は体罰を容認をしていません。


体罰を容認していないのであれば、

体罰をした暴力顧問に対してまず会見を開くべきだったと思います。


・ただ勝つこととかそういったことをだけを目標に、
 クラブをするだけに学校に行っているわけではなく、
 クラブ活動を通して礼儀であったりマナーであったり
 人として一番大切なことを教えていただいているので


誰でもただ勝つことだけを目標に学校に行ってないのは

当たり前のことです。重要なのはそのプライオリティーが

勝つことであったことです。


・もちろん体罰については変えないといけないと思うんですが、
 それが入試に関わる理由がわからなくて納得がいかないです。


そんなことがわからないのはただただ驚きです。

体罰が生じたメカニズムが完全に解明される前に

新入生が入学することは危険なことであるからです。

この高校が本当に教育をしていないことの証明です。


・体育科やスポーツ科があっての桜宮だと思っているので、
 普通科だけにしても桜宮高校はそれでは変われないと思います。


自分達が変わらなければいけないのに

生徒が自ら変われないなどと宣言していることも

この高校が本当に教育をしていないことの証明です。


・ただ予定通りに受験を行えばいいというふうに解釈をして
 普通科に回されているのは私達は納得がいきません。


受験生が普通科に行くことは、この生徒たちが

とやかく言うことではなく、受験生が考えることです。

この生徒が納得してくれる必要はまったくありません。


・このままでは自分達の大切な後輩たちを残して
 卒業することはできません。


卒業したくなければ、卒業しなければよいと思います。

ただし、そのことが何も生まないことがわからないような

歳ではないと思いますが。

これまでクラブ活動を通して何を学んできたのか疑問であり、

クラブ活動の復活はあまり意味がないと考えます。


・体育科をなくしたからといって、クラブ活動の中で
 たとえば体罰がなくなるとか、
 そういうことはつながらないと思うし・・・


体育科をなくしたからと言って体罰がなくならないと思っているような

ことを考える生徒がいるような体育科はなくした方がよいと思います。


・今しかない一瞬のことを全部潰されているようにしか
 思えないので・・・


今しかない一瞬のことができなくなったのは、誰が原因なのか

もう一回考えるべきだと思います。

そして一瞬のことができなくなったことと入試の中止とは

無関係であることも。


・生徒のことを考えて、受験生のことを考えてと
 橋下市長は何度も繰り返し言ってましたけど
 ここにいる在校生のことを考えて受験生のことを考えたら
 もっと違う結果があったんじゃないかと私は思います。


入試中止の可否に在校生のことを考える必要は全く関係がありません。

それは無関係だからです。

受験生のことを考えたら体育科の入試は中止にして

新普通科に入学させるべきであると思います。


・今まで続いている伝統が今でも正しいと思っていますし、
 体育科やスポーツ健康学科があっての桜宮高校だと思っているので
 普通科だけにしても桜宮高校はそれでも変われないと思う。


体罰が繰り返された伝統が今でも正しいと思っているのが

問題であることを認識すべきです。


・私達も人間なので高校生としての純粋な気持ちを持っているので
 その気持ちを押し殺されているようにしか思えないです。


入試中止とどういう関係があるんでしょうか?


・大人の方が今やろうとしていることこそが
 その子の命を無駄にしてしまうことだと思います。


何もしないことこそその子の命を無駄にしてしまうことです。


・私達生徒も今回起きてしまった事件は
 本当に悔やんで重く受け止めています。


それだったら、改善策がとられていない体育科の入試中止に

賛同すべきです。


・大人の方が今やろうとしていることこそ
 その子の命を無駄にしてしまうことだと思います。


思いを述べるのだったら理由を述べるべきです。


・(体罰が悪いことだと)橋下市長が気付いた時と
 私達が気付いた時が一緒なのに
 なんで高校生の私達がこんなにもつらい思いをしないと
 いけないのかわかりません。


体育科の入試の中止反対を主張しに来たのではないですか?

泣きごとをいいにきたようにしか思えません。


さて、この会見においては、

マスメディアとの対話方式のインタビューもあったようです。


マスメディア
自分達と先生で改革できる?


生徒
はい。


マスメディア
どうしてそこまで思える?


生徒
それは今まで私達がやってきたことに誇りを持っているからです。


マスメディア
運動部顧問の総入れ替えについては?


生徒

友達が自殺をして友達も失ってしまって部活まで奪われてしまって
それから先生までも異動で先生も奪われるかもしれないという状況で
今の1、2年生は大切なものが一つ一つ奪われていくっていうふうに
そういう気がしていて・・・


私達のために自分の時間も費やして
それだけ私達に真剣に熱心に指導してくださる先生には、
本当に感謝の気持ちで一杯なので
先生との絆は誰の手にもとられることはできないことだと思います。

私達の深い傷を癒してくださったり、支えてくださったりするのは、
同じ傷を味わった先生にしかしてもらえないことだと思います。


新しい先生になったら、
亡くなった子の命を帳消しにしてしまっていると思うので
大人の方が今やろうとしていることこそが
その子の命を無駄にしてしまうことだと思います。


最後には問題があった教育体制を容認する発言に終始しています。

普通に考えてみて、

生徒らは学校の利益を代弁しに来たものと考えられます。

後輩のことを思っているようなそぶりを見せますが、

顧問の暴力に反対して後輩のことを思うのであれば、

体育科の入試中止に反対する必要はないからです。


もちろん、生徒は基本的に罪がないばかりか、

体罰を伴った洗脳によってこのようなカルト的な素地を植え付けられた

被害者であると思います。

そしてこのような生徒を養成してしまったことこそ

最も危険なところであると考えます。


いずれにしてもこの会見、とんでもない会見だと思います。

誰が仕掛けたものかわかりませんが、

マスメディアもこのような映像を

世間に垂れ流しするべきではなかったと考えます。


橋下市長はこの生徒たちの会見に対してコメントを残しています。


橋下市長
僕に対していろいろ言っていくというなら
もう少し顧問や校長に対して声を上げることをもっとしてほしかった。



3保護者の意見


在校生の保護者が市役所前で教育委員会に反対の声を上げました。

テレビがその一部を紹介しました。


卒業生の保護者
体罰は中学からでもありますよね。どこの中学でも
だから急にああいうふうに体罰がどうのこうのって・・・
こんな不幸なこと起きましたけど、
それで一足飛びに入試をやめるのはおかしい。


自ら体罰を容認するひどい発言です。


2年生の保護者
プライドの高い人だから、自分の言ったことが
とりあえず守られたみたいに思っているのでは・・・


橋下市長がまるで自分のために問題化しているようなひどい発言です。

典型的な論点のすり替えと言えます。


テレビではその後も保護者の意見を続々と放送しました。


保護者
・バスに桜宮の生徒が乗っていたら
 桜宮は降りろとかいうのは聞きました。
 桜宮のクラブバッグを持って堂々と学校に向かうっていうことが
 本当に誇り高いプライドっていうかそれが今できていない。
 生き生きしてた目がもうまったく生き生きしてない。
 クラブ活動を奪い取られてからは、
 また悪目標が何もなくなったかのように出かけて行ってます。


桜宮高校の生徒が世間から不当な扱いを受けているとすれば

それは憂うべきことで、大きな問題と言えます。

ただし、それを理由にクラブ活動中止を批判するのは

まったく理に適っていません。


・生徒を加害者扱いして傷つけたことは事実だと思いますので
 そこに対するケアというか、もうちょっと真剣に考えてほしい。
 もちろん遺族の方に配慮されるのは当然ですけど
 学校をこれから変えていこうという気持ちがあるのであれば
 生徒の声をもっと聞いて生徒の気持ちを考えてもらいたいと思う。


一人一人の生徒はけっして加害者ではなく、被害者です。

心のケアも必要です。

ただし、その声を聞くのは危険です。

洗脳されている可能性があるからです。

そしてそのような場合、

一刻も早く洗脳から解くことこそ重要であると思います。


・生徒たちの傷ついた心を早く回復させてほしい。
 言う子、言わない子がいると思う
 でも傷ついていない子はいません。
 ですので、もっと応援してほしいです。
 批判するんじゃなくて批判なんて誰でもできるんです。
 応援してあげてほしいです。


「批判なんて誰でもできるから応援すべき」という

そんなめちゃくちゃな論理を掲げる保護者も

もっと考えて発言すべきであると思います。


一方、受験生の保護者もテレビを通して意見を言いました。


受験生の保護者
体育科志望の受験生は最後まで迷い続けると思う。
体制が整った時点で体育科に振り替えられるのか
普通科のままなのか
そこを明確にしてもらわないと本当に受験生がかわいそう。


今回のケースに限らず、多くの一般の受験生もみんな悩んでいます。

体育科を目指す生徒については、府立高校の定員も特別に増え(後述)

むしろ門戸は広がっています。



4父親による告訴


自殺した生徒の父親がバスケット部顧問を暴行容疑で告訴しました。


毎日新聞 2013/01/23 19:46
[大阪・高2自殺:父親が体罰の顧問を暴行容疑で告訴]


大阪市立桜宮高校(大阪市都島区)のバスケットボール部主将の男子生徒(当時17歳)が、顧問の男性教諭(47)から体罰を受けた翌日に自殺した問題で、生徒の父親(43)が23日、顧問を暴行容疑で大阪府警に告訴したことが府警への取材で分かった。府警は部員や学校関係者から既に事情を聴いており、実態解明を急ぐ


自殺した生徒が顧問にあてた手紙も公開されました。


自殺した生徒

なぜ僕だけがしばきまわされなくてはならないのですか
他の部員が1回ミスしただけでは言われないのに
僕がミスしたら必ず怒られます。
一生懸命やったのに納得がいかない。
もう僕は学校に行きたくない。


本人もご家族も本当にかわいそうです。


自殺した生徒の両親のコメントは次の通りです。


自殺した生徒の両親
本人が多分受けた印象として30発40発というのが彼の口から出てきているんで口から。そのくらいの回数は最低殴られているのではないかと思います。少ないかもしれないけど本人はそう感じる回数だったと頭がぼーっとするとか何も考えられないと言っていました。


警察には法律に従って徹底的に操作をしていただきたいと考えます。



5入試中止に伴う対応策の会議


桜宮高校体育科入試中止に伴って、

橋下大阪市長、松井大阪府知事、

長谷川大阪市教育委員会委員長、陰山大阪市教育委員会委員長の

四氏が会談しましたが、

その際に長谷川委員長が子供じみた発言をし、

橋下市長から諌められました。


府教育委員会陰山委員長
この改革案ではちょっとまずいのではないか。教師として教育公務員としてやはりあってはならないことが起きていることに対する真摯な反省が残念ながら感じられない。市教委や桜宮高校が真剣に受け止めているというメッセージがほしい。


市教育委員会長谷川委員長
陰山委員長の申し立ては僕は非常におかしいと思いました。そちら(府立)の2校も本当は、僕はひょっとしたら凄まじい背景を抱えているのと違いますかと、自分ところの体育科はどうなっているかお調べになった上でその話をしていただきたい。非常に不本意。それから・・・


橋下市長
ちょっとやめましょう。


西陣に住んでます-大阪市教育委員長


橋下市長
こんなので学校の現場がわかるんですか?って聞いたら、委員長はっきり言ったじゃないですか。2校見れば全体がわかるって。


長谷川委員長
いや言ってない。


橋下市長
いや言いました。言いました。

松井府知事
まぁ委員長、子供たちはみんなカメラの前で見てるんです。見ている中で府教委だ、市教委だと・・・


橋下市長
多くの人は不安を抱きましたよ。府教委と市教委どうなってんだと。

(中略)


橋下市長
今日は本気で話し合ってもらったので、府教委と市教委、仲良くやっていただけるということでよろしくお願いします。


メディア
市教委は府教委に定員増を要請するのですか?

長谷川委員長
しません。


橋下市長
僕からお願いしてますんで。

松井府知事
要請されんでもやります。


結局、府立大塚高校の体育科の定員を40人増加することになりました(笑)

桜宮高校の新普通科を含めれば、
体育科を志願する受験生にとっては、
トータルで考えれば、門戸が以前よりも広くなりました。


メモメモメモメモメモ



・・・というわけで、本当に現在に至るまでのプロセスに多くのことがあり、

まだまだ事案は進行中です。


この他に日本各地の学校で体罰が発覚したり、

オリンピックの女子柔道チームの監督が

ハラスメントと体罰を繰り返していたことも発覚しました。


この際、我が国では体罰を完全に一掃し、

合理的なメンタルトレイニングを採用すべきであると考えます。


少年の死を無駄にしてはならないと考えます。



大阪市 2013/01/25
[大阪市立桜宮高等学校生徒がお亡くなりになったことについて]