京都サスペンス 瞬間移動の実例(笑) | 西陣に住んでます

京都サスペンス 瞬間移動の実例(笑)

西陣に住んでます-京都殺人調書



先週の土曜ワイド劇場は、西陣を舞台とした京都サスペンスでした。


主人公の山口智充さんの役どころは、

京都地方検察庁に転勤してきた押忍正義(おしのぶまさよし)検事です。

この検事、西陣出身で、母が住む町屋に奥さんと一緒に入居し、

自転車に乗って職場まで通勤します。


西陣に住んでます-京都殺人調書


西陣の典型的な街並み・・・


西陣に住んでます-京都殺人調書

晴明神社の前では自転車を降りて参拝します。

西陣に住んでます-京都殺人調書


再び自転車に乗って、

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京都府庁のすぐ横にある京都地方検察庁に到着です。

西陣に住んでます-京都殺人調書


この間、約10分程度の道のりです。

自転車通勤しているので交通費は貰えないはずです(笑)


マップで見ると↓こんな感じで、西陣に住んでいる私が思うに

めちゃくちゃリアリスティックな設定だと思います。


西陣に住んでます-京都殺人調書 通勤地図


しかも初登庁の山口さんが貰った辞令には、

なんと江田五月法務大臣の実名角印が入っています。


西陣に住んでます-京都殺人調書


フィクションにしては、かなり細かいところまで気を配ってくれてますよね~


ところが、一筋縄では行かないのが京都サスペンスです(笑)

折角のリアリスティックな設定が、いっぺんに吹き飛んでしまうような

瞬間移動をしっかりと楽しむことができます。


殺人被害者の通夜の後、

西陣の雨宝院の前を歩く遠野なぎこさんを追っていく山口さん、

夜道なのに影がしっかり付いていて昼間に撮影してるのがバレバレです(笑)


声をかけて一言二言話すと・・・


西陣に住んでます-京都殺人調書


なんと二人はいきなり奥嵯峨化野念仏寺にいるじゃないですか~!

しかもしっかりと灯りが点いていて出来すぎのシチュエーションです(笑)


西陣に住んでます-京都殺人調書


地図で見ると↓こんな感じで、車で30~40分の距離です(笑)


西陣に住んでます-京都殺人調書 瞬間移動


こういうあり得ないシチュエーションのシーンでは、

演じている役者さん達も結構罪悪感を持っているのではないかと

私は思います(笑)


西陣に住んでます-京都殺人調書

大詰めのシーンでも瞬間移動が観測されました(笑)


西陣の自宅で私が殺りましたと自白する坂口良子さん・・・

西陣に住んでます-京都殺人調書


場所が西陣なので

上京警察署まで徒歩5分、京都府警察本部までも車で5分の距離です。

そこでしっかりと事情聴取すればよいのに、

次の瞬間に二人が現れたのは なななんと・・・


嵐山車折神社なんです!


西陣に住んでます-京都殺人調書


西陣から車折神社までは車で約20~30分かかると思います。


西陣に住んでます-京都殺人調書 瞬間移動


ここで坂口さんが長々と告白を始めます。


西陣に住んでます-京都殺人調書


一応、殺人犯なんだから(笑)、リスクを回避する意味でも

京都市警察本部か上京警察署に出頭させるべきだと思います。

まぁ 絶対にあり得ないこのバカげた告白シーンが

サスペンスでは最も重要なシーンではあるんですけどね(笑)


ちなみに、このドラマのタイトルは「京都殺人調書」です。

必然性もなく車折神社に行って告白を聴いたことを

調書でどのように弁解しているのか?

そちらの方が気になって昨晩一睡もできなかった私です(笑)


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