京都 葵祭 2010!
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今日の京都は葵祭でした~!
葵祭は、京都で最も伝統がある上賀茂神社と下鴨神社の祭です。
祇園祭が民衆主導の祭であるのに対して、
葵祭は天皇家&公家主導の祭です。源氏物語にも出てきますよね~!
もともと、上賀茂神社と下鴨神社は2つで賀茂社と呼ばれていて
平安京建都以前に京都北部を支配していた賀茂氏の神社です。
上賀茂神社は、正式名を賀茂別雷神社といい、
雷神の賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)を祀っています。
一方、下鴨神社は、正式名を賀茂御祖神社といい、賀茂別雷命の祖父の
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)を祀っています。
神武東征のときに、神武天皇を熊野から大和に導いた
ヤタガラス(八咫烏)は、賀茂建角身命が変身したものといわれています。
ヤタガラスはサッカー日本代表のエンブレムとしても有名ですね。
この葵祭については数々の謎があるのですが、
それについては、また別の機会に書いてみたいと思います。
かなり深いです。
さて、葵祭のメインイベントは、
天皇の使いである勅使と天皇家を代表して賀茂社に仕える斎王の一行が
下鴨神社&上賀茂神社に参詣するものです。
もともとは、勅使の一行(本列)は天皇の住む内裏から、
斎王の一行(斎王列)は紫野の賀茂斎院からそれぞれ出発し、
一条通で合流した後に下鴨神社、上賀茂神社の順に参詣していましたが、
現在では、両者ともに京都御所を出発します。
今日は、その京都御所で行列を見てきましたので紹介したいと思います。
まずは本列から行進が始まります。
ちなみに、葵祭の行列に加わる男子は、頭に葵の若葉をつけます。
警護の検非違使の行列が先頭を行った後、
華やかな平安装束に身を包んだ一行が延々と連なります。
↓こちらの装束の方は、やはり関西ではかなりの人気者です(笑)。
人の他に馬もぼちぼち行進します。ちょっとしたパドックみたいです(笑)。
こんな華やかな傘もやってきます。
そして、勅使(正確には近衛使代)の登場です。
源氏物語では光源氏がこの役を務めました~!
さすがは勅使の馬! 高価なブリンカーみたいなものをつけています(笑)。
↓こちらの馬、めちゃくちゃ大きかったので
「700kgはありそ~」ってつぶやいたら、
馬の手綱をもっていらっしゃる方が「900kgや」って教えてくれました。
御親切にどうもありがとうございました(笑)。
そして、いよいよ斎王列です。
まずは女官の皆さんがUV対策の日傘とともにやってこられました。
ちなみに、女子は葵を胸に付けることが多いようです。
そして、いよいよ斎王の登場です!
・・・といっても、現在は斎王ではなく、
「斎王代」が代理として登場することになります。
斎王代は十二単を着用されています。
ちなみに、輿の簾を完全にオープンにしていますが、
平安時代には貴族の女性が人に顔を見せることはなかったので
おそらく、簾が下がった状態で進んだものと思われます。
今年も斎王代の方は、とっても気品あふれる方でした~!
この後、斎王付の巫女さんがなんと馬に乗って登場します。
そして当時のOLの皆さんの行進です(笑)。
いやいやいや、正確にはこの後に救護車が続きます(笑)。
この暑さの中、道端で倒れられたら大変でしょうからね。
やっぱりいつ見ても興味深い行列です!
先週の龍馬伝と今週の龍馬伝
「た~け た~け たける~~~」の健君、
勝海舟を斬りに行ったのに
簡単に家来になってしまいました。
素直すぎますね(笑)。
「下取り~よりもバイク王~」の宮迫さんは
「そんの~~~です」という近藤さんに
うまいこと騙されてしまいました。
ドラマも随分とウサンクサイ世界に突入してきましたね(笑)
今夜の土曜ワイドの犯人予測
今週は、TRICKの特別番組で、土曜ワイドはお休みのようです。
そのTRICKの劇場最新作、水曜日に観てきました~
めちゃくちゃくだらなくて面白かったです(笑)。
「た~け た~け たける~~~」の健君も出てました。
明日記事をアップしま~す。