内緒!最も京都らしい紅葉 京都紅葉便り2009
(どの写真もクリックすると拡大します)
こちらは、京都御苑の南西にある拾翠亭(しゅうすいてい)です。
ガイドブックにのってない素敵な紅葉といえば、絶対にこちらです!
以下、内緒ですよ~(笑)。
現代で京都の紅葉といえば、寺社の庭園の紅葉が中心となっていますが、
その昔は、皇族や貴族の邸宅や別荘の庭にある紅葉が
「最も京都らしい紅葉」であったはずです。
そんな貴族の庭がしっかり保存されていて、
しかも拝観料たったの100円で観られちゃうというのが拾翠亭なんです。
しかも訪れる人も少な~い(笑)。
(注意:一般公開されているのは、金曜日と土曜日の9:30-15:30のみです。)
拾翠亭は藤原五摂家のひとつの九條家の茶会用の建物です。
貴族の粋が濃縮された2階建てで、窓から眺める景色が素晴らしいんです!
こんな風景を楽しみながら、この季節を過ごしたのでしょうね。
こちらは1階です。なんとも味わいのある風景でしょ。
こんなところで、紅葉の句とか読んだはずです(笑)。
茶を楽しむ環境もそろっています。もちろん風流な茶室もあります。
九条池の向こうには厳島神社の鳥居も見えます。
池周辺の紅葉も色づいてきました。
京都市営地下鉄烏丸線の丸太町駅から歩いてすぐの場所にあります。
こんな早い時期に京都市街の真ん中で、
100円でこんな風流な紅葉を観ることができるとこは、他にありません(笑)。
なお、写真は11/07土曜日のものです。
今週末(11/13、14)はかなりの見頃になっているものと思われます。
金曜日と土曜日しか一般公開されないので、
場合によっては、今週末がクライマックスとなる可能性もあります。
念のため・・・
紅葉を見ながら聴くブルーノート1500番台 1522
ジャズの歴史的セッションが収録された1521の続きです。
ハードバップの幕開けのアルバムですが、
曲はチャーリー・パーカーがよく演奏したバップの名曲、
[Confirmation] やNow's The Timeが収録されています。
もっとも1521の「チュニジアの夜」とかもバップの名曲ではありますね。