映画「スタートレック」!!
昨夕、初日に行ってきました。
以下、ネタバレを含みませんのでご安心してお読みください。
「スタートレック」のオリジナルシリーズとして1960年代にTVで放送された、
「宇宙大作戦」の直前の世界を描いた
ハラハラドキドキの迫力のSF娯楽作品で~す
カークもスポックもウフーラもマッコイも
スコティーもスールーも、そしてチェホフも!
みんな出てきてくれますよ~
このスタートレックにどっぷり漬かったファンのことを
「トレッキー」といいますが、実は私もぼちぼちトレッキーです(笑)。
TVも映画もすべての作品を見ていますし、結構書籍とかも持っていて
日ごろ研究しています(笑)。
そんな私にとって、久しぶりの今回の映画は
涙が出てくるほど嬉しい作品でした~
もちろん予備知識がない方も全然思いっきり楽しめると思います!
何しろオリジナルシリーズの直前の世界を描いているので
トレッキーだろうとなかろうと関係ありません(笑)。
オリジナルキャラ同士のファーストコンタクトから楽しめるんです。
俳優は一新されていますが、
オリジナルの俳優の素晴らしい魅力をもち合わせていて
いきなりみんな好きになっちゃいました。
なお、オリジナルシリーズに出ていた「あの人」も出てきてくれました。
ホントに涙がこみ上げてきました。
実は、1960年代に放送されたスタートレックのオリジナルシリーズでは
宇宙艦エンタープライズの内部ってかなりショボいんです(笑)。
23世紀の世界を描いている割には、
コンピュータのコンソールは21世紀初頭の現在よりも遅れています(笑)。
なにしろ宇宙艦の操縦をレバーを前後に動かして行っていたんです(汗)。
ところが、この映画でもわざわざそのレバーで操縦するシーンが出てきます。
まったくブレていないというか(笑)、涙ものです。
またオリジナルシリーズでは、
クルーのコスチュームもデザイン的にかなりダサい、
いわゆるジャージのようなユニフォーム(笑)だったのですが、
今回の映画では、おそらく素材を変えているのでしょうか、
同じ色合いでスタイルもオリジナルとほぼ同じわりには、
随分とソフィスティケートされていました(笑)。
こういう細かい点のこだわりもめちゃくちゃ嬉しいところです。
オキマリのシーンもいくつか出てきます。
なんといってもスポックの有名な言葉、「論理的(Logical)」とか
「長寿と繁栄を(Live long and prosper)」とかがでてきます。
ちなみに、"Live long and prosper"と言う時は、
手のひらを前に向けて中指と薬指の間を開けましょう(笑)。
見本1→[Original Series 1]
見本2→[Original Series 2]
見本3→[Star trek 2009]
なお、オリジナルシリーズの古臭いテーマソング[Original Series]
も
編曲を変えてかなり美しくなっています。
そして、オキマリのあの語りもありました。
Space: the final frontier.
These are the continuing voyages of the starship Enterprise.
Her ongoing mission:
to explore strange new worlds,
to seek out new life-forms and new civilizations,
to boldly go where no one has gone before.
語ってくれたのは懐かしき「あの人」でした。
なお、映画館では、いつもと違ってなぜか外国人(多分USA)の
ちょっとインテリっぽい観客がかなりたくさん来てましたが、
きっと彼らもトレッキーなんだと思います。
そして、トレッキーといえば、
なんとあのオバマ大統領が、自分がトレッキーであることを
最近カミングアウトしました(笑)。
5月25日発売の米ニューズウィーク誌に書いてあるそうです。
もともとスタートレックの大ファンだったみたいですが、
なんでもスポックに似ていると最近ニューヨークタイムスに指摘され、
実際に官邸でこの映画を見たそうで、映画も絶賛しているようです。
そしてなんと、「長寿と繁栄を」のポーズをした
オバマTシャツも発売されているようです(笑)。→[zazzle]
こんな映像も見つけました。→[Obama]
今回の映画は、スタートレックにどっぷりハマるチャンスだと思います。
ただし、ハマると大変ですけど・・・(笑)
今週読んだ一冊
スタートレックが大好きなハーバード大学の女医さんが
スタートレックに対してロジカルにダメだしする本です(笑)。
例えば、スポックはバルカン人と地球人のハーフですが、
そんな異種生命体間に子供ができるのかということです。
確かに、ライオンとキリンの間に出さえ子供は生まれないのに
染色体が絶対異なると考えられるバルカン人と地球人に
子供が生まれるのはイロジカル(非論理的)ですね。
宇宙空間を瞬時に移動する「転送」という技術も穴だらけです(笑)。
転送というのは、生物の持つDNA情報とその段階まで得た経験や知識を
すべてコンピュータにデータ化して、
それを別の場所で再構成するものです。
ただ、たった一つの細胞の中にも約30億個のDNA情報があり、
生命体全体を瞬時に再構成するなんて可能なの?って感じです。
まあ確かに30億といってもわずか3ギガにすぎませんが(笑)
また、どんな生命体の言葉でもリアルタイムに英語に翻訳してしてくれちゃう
「ユニバーサルトランスレーター」というグッズについても
深くディスカッションしています。
ちなみに、このユニバーサルトランスレーターは、
口まで英語を話しているように見えちゃうんです。
あまりにも無理なんですけど・・・(笑)
私が常日頃不思議に思っているのは、
登場人物の身長が大体地球人の身長と大体同じスケール
であるということです。
例えば、
身長5mくらいの民族とか50cmの生命体がいても全然おかしくないのに
出演している異星人は大体身長1m60cm~90cmくらいなんで、
ホントはみんな地球人の俳優であることがバレバレになってしまいます(笑)。
でもこれについては、
スターウォーズでもプレデターでも一緒なんですけどね。
SF映画の永遠のテーマと言えるかもしれません。
そういった点では、
ウルトラマンとかはちょっとだけプログレッシブなSFかもしれません(笑)。
今週の一枚
The Best of Star Trek, Vol. 2/Original Soundtrack
以前も紹介しましたが、
このアルバムはVoygerまでを大体網羅していて優秀な1枚です。
→[youtube: The Original Series]
→[youtube: The Next Generation]
今週の京都のトピックス
清水寺 [website]
清水寺御本尊御開帳(十一面観音立像他)
田村堂(開山堂)御開帳(坂上田村麻呂像)
ほんとに5月31日(日)までです(笑)。
御本尊が次に公開されるのはなんと25年後で
田村堂の次回の公開は100年後です。
→[過去記事]
都ライト'09 [website]
これも5月31日(日)までです。
西陣や上七軒の伝統的な町屋を
内から外からライトアップしてくれるイベントです。
平安神宮神苑無料公開
6月5日(金)に年に一回の神苑の無料公開です。
なお、お金を出せば毎日入れます(笑)。
今夜の土曜ワイドの犯人予測
「西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官スペシャル」
花村乃里子――>沢口靖子
倉田剛――――>地井武男
立花広太郎――>金子昇
三崎真弓―――>今村惠子
望月春樹―――>長谷川朝晴
手塚真理絵――>山村紅葉
大沼礼子―――>秋本奈緒美 ◎
新井はるみ――>前田亜季
広田功――――>林泰文
大沼安雄―――>三浦浩一
浦中誠一―――>久ヶ沢徹
加倉井由美子―>岩本千春
やっぱり今回も女性が怪しいですね(笑)。
予告→[土曜ワイド劇場]
さて、今週のメイン記事は平安京の磐座紀行(1)です。
今夜か明朝にアップしま~す。
緊急追加
日曜日のお馬さん
忘れてました。明日は日本ダービーです。
年に2回の勝負!今回は勝ちに行きます(笑)。
全然面白くないですが、「強い馬は強い」作戦で
アンライバルド-
セイウンワンダー
馬連11-18の一点勝負です。
でも、強い馬も買うと負けるんですよね(笑)。