青蓮院 京都紅葉便り2008
(どの写真もクリックすると拡大します)
青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、
京都でも最も格式が高い天台宗の門跡寺院[→過去記事]の一つです。
ちょっと話は脇道にそれますが、
京都には宗派を超えて仏教をたばねる
[京都仏教会]
というすごい組織があります。
京都ホテルが高層ビルを建てた時に、
その利用者の参拝拒否を宣言したのもこの組織です(笑)。
さて、この会にはそうそうたる大寺院が名前を連ねます。
そして、その会長職についているのが、
この青蓮院門跡の名誉門主の方なんです。
こんなことから推察すると、青蓮院は多分、
今の京都の仏教界で最も影響力がある寺院ではないかと考えてしまいます。
寺の格式によって、
宗教的な価値が高いかどうかは私にはわかりませんが、
歴史的な経緯から論理的に考えれば、
少なくとも歴史的価値および美術的価値は高いと思われます。
ここは、建築も庭もとびきり洗練された御殿のようです(笑)。
そして、紅葉もホントにステキ~って感じです。
圧巻なのは、こちらのモミジの大木です。
つっかえ棒がほとんどなく、枝が水平に伸びていってます。
おそらく、めちゃくちゃ手入れが行き届いているんでしょう。
こちらは、非常に早い時期からライトアップもやっていますが、
こんなにきれいになるのは、今の時期なので
じっくり我慢して訪れるのがよいと思われます。
なお、どちらかというと、私はこの庭は昼間見る方がキレイに感じます。
とにかくここはソフィスティケートされてます。