内緒で訪れたい(笑)金福寺
(どの写真もクリックすると拡大します)
洛北の一乗寺あたりの名所といえば、
[昨日記事]
で紹介した詩仙堂、圓光寺、曼殊院が有名ですが、
今日は、この3つにすっかり隠れちゃってる素敵なお寺、
金福寺(こんぷくじ)をこっそり紹介しちゃいま~す。
このお寺、いつ行っても訪れてる人がとっても少ないか皆無なのですが(笑)、
江戸の昔にはここをたびたび訪れていた有名人がいました。松尾芭蕉です。
そして和尚さんが、松尾芭蕉をもてなしていた庵がこちらの芭蕉庵です。
この芭蕉庵、とても風情豊かな造りで、
茶室の窓からは、遠く京都の西山をのぞむことができます。
なんとも落ち着くひとときです。
さて、時が過ぎて、芭蕉や和尚さんが亡くなると芭蕉庵は一時荒廃します。
これを再興したのが、あの与謝蕪村です。この寺にお墓があります。
そして、その与謝蕪村のお墓の前のあたりから見る
夕陽の眺望が素晴らしいんです。
↓こちらはパノラマ眺望写真です。
ぜひクリック拡大してみてください。一番高い山が愛宕山です。
そして、夕陽は西山に沈んでいきます。
最後まで見ていたかったのですが、
ここで17時になって拝顔時間終了です(笑)。惜しい~
とっても素敵なお寺ですよ~。
みんなに内緒でちゃっかり訪れちゃいましょう(笑)。
♪今日聴いた一枚 ビリー・ジョエル特集(6)♪
52nd Street (1978)
01. [Big Shot]
02. [Honesty]
03. [My Life]
04. [Zanzibar]
05. [Stiletto]
09. [52nd Street]
(クリックするとyoutube動画が開きます)
前作のストレンジャーが「いい曲」の多いアルバムとしたら、
このニューヨーク52番街は「音楽性の高い曲」の多いアルバムです。
ちなみに、52番街は20世紀中盤のジャズの中心地です。
1.の「ビッグ・ショット」は、洗練されたハードロックというのでしょうか、
ド派手な旋律(笑)にかぶせていく音楽性の高さがたまりません。
2.の「オネスティー」は、日本で一番ヒットしました。
最後に少しだけシャウトするところとか最高ですね。
3.の「マイ・ライフ」は、ポップ全開ですね。
ちょっとクールなイントロのフレーズも最高です。
シカゴのピーター・セテラがバック・ヴォーカルしてます。
4.の「ザンジバル」は、曲的には一番好きです。
各所の決めのフレーズがたまりません。なんてったって、
アップテンポの4beatにのったフレディー・ハバードのトランペットソロが
カッコよすぎます。これはそうそう聴けないソロといえましょう。
5.の「スティレット」は、コーラスを繰り返すたびに最初に出てくる
コテコテのファンキーピアノがいい味出してます。
6.の「ロザリンダの瞳」は、素敵なラテン・テイストです。
7.の「自由への半マイル」は、アース(EWF)のテイストがします。
8.の「アンティル・ザ・ナイト」は、ドラマチック・テイストで
アルバムのプロポーションを整える意味で必要な曲ですね。
9.の「ニューヨーク52番街」は、またまたファンキーですね。
全体を通して、ビリー・ジョエルの専属ドラマ―のLiberty DeVittoが
かなり優れてます。ビリー・サウンズは彼なしには考えられないですぅ~。
ジャケもニューヨークの空気が漂ってますね~。
ちなみに、このアルバムは最初の日本最初の洋モノCDなんですよ。
それ以前はCDはなかったのです(笑)。