晴明神社の晴明祭
今日は秋分の日、ということは近所にある晴明神社のお祭り、晴明祭です。
ご存知の通り、安倍晴明は
占いが天皇公認の科学であった平安時代の最も有名な陰陽師です。
天文学をベースとする天文道を教える天文博士でした。
そして、天文道で最も重要になる日は季節を四分する日で、
その一つである秋分の日に晴明祭が行われるのです。
晴明神社は安倍晴明が住んでいた屋敷の跡に、
ちょうど千年前の1007年に創建されました。もちろん祭神は安倍晴明です。
安倍晴明も西陣に住んでました。
晴明神社は、平安京の鬼門の方位(東北)に位置してます。
比叡山や御霊神社もこの方位にありますが、
さしずめ、天皇の大内裏から最も近いこの神社は、
怨霊からの攻撃を防衛する最終ラインだったのでしょう。
その晴明祭に今朝ちょっくらいってきました。
朝10時から神事が始まりました。
宮司さんの「かしこみかしこみ」というところだけ
ヒアリングができました
お酒(たぶん)、餅、タイ(尾頭付き)、卵、大根などの野菜、果物
などなどお馴染みの供え物が宮司さんたちによって順次供えられました。
1000年の伝統があると思うと感動せずにはいられませんでした。
さて、五角形の☆マーク(五芒星)は晴明紋と呼ばれ、
晴明神社のシンボルマークになっています。
そして、このマークが入った様々なグッズが
晴明神社や門前の土産物屋で売れまくってます。
↑これは西陣織会館の前に停めてあった山車についていたものです。
もちろん西陣織なんでしょうね。
晴明祭の日は少年鼓笛隊やみこしやだしが西陣界隈を練り歩きます。
そして我が家の周辺では・・・
同時に年に一回の[千両ヶ辻文化祭]
が行われています。