精神保健指定医 指定取り消しの医師実名公開並びに被害者の方は名乗り出て頂きたく | カズちゃんのブログ

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精神保健指定医 指定取り消しの医師実名公開並びに被害者の方は名乗り出て頂きたく、宜しくお願いします。連絡先は、本文『メルアド』からお願いします。#精神医療
イタリア

市民人権擁護の会

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<精神保健指定医>指定取り消しの医師は次の通り毎日新聞10月26日(水)20時54分 精神保健指定医の指定を取り消される医師は次の通り(当時の所属医療機関名、医療機関所在地、氏名。敬称略 ◇不正な申請をした医師 ▽愛知医科大病院=宮沢利和、長谷川裕記、野口貴弘▽明石土山病院(兵庫県)=伊藤毅、財田一也、宗和将志、田中健一、藤田学▽けやきの森病院(神奈川県)=坂口貴子▽宇治おうばく病院(京都府)=大田壮一郎▽横浜市立大付属市民総合医療センター=近藤友子▽岡山県精神科医療センター=池上陽子▽京都府立医科大付属病院=酒井雄希、水原祐起、西沢晋▽群馬県立精神医療センター=清野うらら、鈴木雄介▽高知大医学部付属病院=山内祥豪、須賀楓介▽林精神医学研究所付属林道倫精神科神経科病院(岡山県)=鎌田豪介▽昭和大学横浜市北部病院=山田英介、田村利之▽兵庫県立光風病院、神戸大医学部付属病院=岡崎賢志▽神戸大医学部付属病院=田中知子▽聖マリアンナ医科大病院(神奈川県)=橋本知明▽千葉大医学部付属病院=田所重紀▽都立松沢病院=浅野未苗▽都立多摩総合医療センター=金田渉、石井民子▽東香里病院(大阪府)=赤沢美歩▽国立病院機構琉球病院=海江田保彦▽兵庫医科大病院=浅野真紀、吉崎晶絵、岩永伴久、北浦寛史、浜田優一朗▽兵庫県立光風病院=井上由香、横山紘子、佐々木雅明、小泉千晶▽北里大東病院(神奈川県)=大林拓樹、田沼竜太郎、竜田彩▽湊川病院(兵庫県)=江口典臣、三家英彦、志村政幸、平岡やよい▽藍野花園病院(大阪府)=守谷真樹子、實松麻由子◇確認を怠った指導医 ▽愛知医科大病院(愛知県)=松原桃代、木村仁、多羅尾陽子、鈴木滋▽原病院(群馬県)=原淳子▽明石土山病院(兵庫県)=太田正幸▽けやきの森病院(神奈川県)=堤康彦▽宇治おうばく病院(京都府)=岡崎信也▽横浜市立大付属市民総合医療センター=近藤大三▽岡山県精神科医療センター=河本泰信▽京都府立医科大付属病院=中前貴、柴田敬祐、北林百合之介、成本迅、松本良平▽群馬県立精神医療センター=須藤友博、大舘太郎▽厚生会道ノ尾病院(長崎県)=畑田けい子、立木均▽高知大医学部付属病院=藤田博一▽済生会横浜市東部病院=吉邨善孝▽林精神医学研究所付属林道倫精神科神経科病院(岡山県)=井上慶郎▽昭和大横浜市北部病院=工藤行夫▽神戸大医学部付属病院=山本泰司▽聖マリアンナ医科大病院(神奈川県)=御園生篤志▽千葉大医学部付属病院=佐々木剛、白石哲也▽都立松沢病院=野中俊宏▽都立多摩総合医療センター=西村隆夫▽東香里病院(大阪府)=井家上譲▽国立病院機構琉球病院=原田聡志▽兵庫医科大病院=大原一幸、奥田嘉男▽兵庫県立光風病院=葛山秀則、関口典子▽北里大東病院(神奈川県)=大石智、高橋恵▽湊川病院(兵庫県)=田淵実治郎、山口道彦▽藍野花園病院(大阪府)=川島文雄精神科医どうなってる。
不正レポート
99人の精神科医の不正が認められ、89人の精神保健指定医の資格が剥奪されるという前代未聞のニュースが日本の精神医療に激震をもたらしています。この99人という数字は、あくまで2009年以降の症例レポートの使い回しに絞った調査で判明した分に過ぎず、それ以前の取得分はもちろん、当会に報告されているような必修の研修の替え玉受講や、実務経験の虚偽報告などの別形態の不正分は含まれていません。たった一人の判定だけで裁判所を通さずに人の身柄を拘束できる精神保健指定医の権限は絶大であり、決して不正は許されません。無資格者による強制入院や行動制限は刑法上の逮捕・監禁罪に問われかねません。今回不正が発覚したのは私立病院や私立大学病院のみならず、国公立の大学病院や精神科病院の草分けである都立松沢病院にまで及び、決して一部の問題ではなく、精神医療業界全体にまで腐敗が広がっていることを象徴しています。

 今まで日本の精神保健福祉行政は、全て性善説によって運用されてきました。専門家である精神保健指定医が誤った判断をするはずがない、不正をするはずがないという前提があります。それは、精神保健福祉法改正案が国会で審議されていた当時(2013年)の田村厚生労働大臣の「基本的には入院の正当性というものは指定医の先生が御判断をいただくわけでございますから、必要がない方が入院になるということはまずないわけでございます。」という答弁によく表れています。 自死対策においては、かつては自死対策=うつ病対策とされ、専門家である精神科に早期受診させることが柱でした。これも専門家である精神科に任せたら正しい診断、適切な治療が施されるものだという妄信的な性善説が根底にありました。ところが逆に自死は増え続け、不適切な治療の実態があるとして向精神薬の多剤処方等に注意喚起を始めた2010年から自死者数は減少し、規制を強化するに従って顕著に自殺者数も減っています。精神科治療が適切であれば患者は治癒に向かい、患者数も向精神薬の売り上げも減少するはずです。ところが、患者は激増し、向精神薬の売り上げも激増しています。そして、精神保健指定医が指示する身体拘束や隔離の件数は異常に増え続け、全体の入院患者数が減少する中、強制入院はむしろ増え続けています。日本では、以前から向精神薬の多剤大量処方、ベンゾジアゼピン系抗不安薬・睡眠薬の長期漫然処方が問題となってきましたが、結局自浄作用によって精神医療業界自らが状況を改善することはできませんでした。被害者たちが声を上げ、報道が広げることによってようやく具体的な規制(多剤処方に対する診療報酬のペナルティ、エチゾラムの向精神薬指定、ベゲタミンの販売中止)が実現できたのです。

 精神科医は本当に市民のメンタルヘルスを改善しているのでしょうか?不適切治療によってどれだけの人々が自殺へと追い込まれたのでしょうか?不必要・不当な強制入院こそが恨みを助長させ、無差別に市民を殺傷するような凶悪犯罪を引き起こしていないでしょうか?生活保護や自立支援医療制度を悪用し、患者を治療ではなく囲い込みに利用している精神医療機関がどれだけあるのでしょうか?性善説に基づいて精神科医に白紙委任状を渡し、市民のメンタルヘルスを任せる時代は終わりました。彼らに無条件に権限を与えるのではなく、監視・規制を強化し、彼らの不正、不適切な診療から市民の命と人権を守ることができる法整備が必要です。~情報追加~■精神科医どうなってる。日本はコンプライアンスがないのか!
精神指定医、指導医の署名偽造…症例リポートで精神障害者の強制入院などを判断する精神保健指定医の資格不正取得問題で、資格取り消し処分を受けた医師が、指導役の指定医(指導医)の署名を偽造したり、ほかの医師が受け持つ患者の主治医を装って症例リポートを作成したりしていたことがわかった。 厚生労働省は、こうした悪質な不正の手口を問題視しており、資格の審査を厳格化するなどの見直しを検討する。処分されたのは、資格を不正取得した医師49人と、その指導医40人。同省関係者によると、このうち1人は、申請の際に提出した患者の症例リポートについて、指導医の署名欄に勝手に名前を書き込んでいたことが判明した。同省の調査に対し、指導医が「サインしていない」と関与を否定したため、医師に問いただしたところ、「指導医の筆跡をまねして書いた」と偽造を認めたという。

■精神保健指定医の闇。本当の問題は不正取得ではない
 某日付けで、89人の精神保健指定医の資格が剥奪されました。我が国の精神医療史に残る最大級の不祥事です。

 しかし、本当の問題は不正取得ではありません。
日々精神科の臨床現場で起きている、著しく人権意識に欠けた精神保健指定医による不当な強制入院や行動制限なのです。残念ながら、それらが明るみに出ることはほとんどありません。精神医療審査会によって患者の人権が保障されているとされていますが、それは妄想に近い机上の空論です。審査会は、患者が人権が制限されてしまう前に指定医の判断の正しさを判定するような機関ではなく、その機能は後付けによる追認に過ぎないからです。

 例えば、20代のある青年は、親に騙されて都内の精神科病院に連れて来られ、青年の言い分に全く耳を貸さない精神保健指定医によっていきなり注射を打たれて意識を失わされ、そのまま全身麻酔で電気ショックを施された挙句、暴れてもいないのに24時間四肢拘束が10日間続きました。その間、青年は精神保健審査会に助けを呼ぶことが物理的に不可能でした。退院後、他の複数の精神保健指定医によって精神疾患ではないという診断を受けた青年は病院を訴え、東京高裁で違法拘束が認められました。驚いたことに、彼の入院期間中、東京都は同病院に実地指導に入っていました。結局、青年が訴えを起こさなければ精神保健指定医による違法拘束が発覚しなかったのです。

 今後、指定医の資格を取り消された医師による強制入院や行動制限の指示の妥当性が検証される予定ですが、間違いなく「判断自体には問題がなかった」という結果で手打ちになるでしょう。本当の違法性は患者が訴えを起こしでもしない限り発覚しないため、行政機関による検証には期待が持てません。

 今回発覚した不正は、あくまでも不正取得に関するごく一部の調査結果に過ぎません。今回の調査によって約1万5千人の精神保健指定医の資質が検証されたわけではありません。むしろ本当にメスを入れるべきことは、簡単に不正取得が可能となるザルの仕組みによって、診断能力も人権意識も順法精神もないような精神科医が指定医の資格を取得し、日々患者の人権を侵害しているかもしれないという実態です。それは実害であり、不正で片付けられる問題ではありません。

 厚生労働省による行政処分の発表を受けた当会(CCHR)は、都立病院5人の不正が認定された東京都に対してはもちろん、大量の処分者が出た関西地方を回り、兵庫県、神戸市、大阪府、京都府、京都市の精神保健担当課を直接訪問し、当該病院に対する指導の徹底や治療の検証などを求める要望書を手渡してきました。

 処分者が出た精神医療機関の対応は様々であり、即座にHP上にお詫び文を掲載する医療機関が多い中、京都府立医科大は大量の処分者が出たにもかかわらず一切の公式発表や記者会見をしませんでした。市民や患者への説明責任を果たさないその姿勢に対して当会が抗議をしたところ、11月4日付でようやく附属病院のHP上で謝罪文を発表しました。しかし、不正ではなくカルテの記載不備に過ぎないと正当化に終始した内容でした。このような姿勢からは、患者の人権に関わる重大な問題であるという自覚が一切感じられません。このような人権軽視の姿勢こそが指定医不正取得という問題を生み出したと言えるでしょう。

 当会(CCHR)は今後もこの問題を追及し続けます。今回の処分者の中には、日本精神神経学会認定の専門医が15名、指導医が44名含まれています。不正によって精神保健指定医の資格を剥奪された精神科医に、専門医や指導医としての資質があるのかについては大きな疑問があります。

 もっとも倫理から遠いような人物に、他人の人権を剥奪できる特別な権限や、特別な肩書きを与えるべきではありません。精神科医を法の下に戻しましょう。彼らが人を逮捕・監禁しようが傷つけようが殺そうが、「医療行為」の名の下一切お咎めなし、という現状を変えましょう。


いつも読んで頂いて有り難うございます。