震災後の高速道路復旧で談合か?公取委が13社超を強制調査し20社にのぼる! | カズちゃんのブログ

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震災後の高速道路復旧で談合か
公取委が10社超を強制調査
港島中町

東日本大震災に伴う高速道路の復旧工事などをめぐる談合事件で、
国土交通省東北地方整備局が昨年11月までの約2年半に発注した
岩手、宮城、福島3県の道路舗装工事約95件のうち、予定価格に対する
落札額の割合を示す「落札率」が、談合の疑いが強いとされる
95%超だったケースが約40件あったことが29日、同局の
入札資料から分かった。

 公正取引委員会は同日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の
疑いで新たに、
世紀東急工業▽東京鋪装工業▽地崎道路▽竹中道路▽フジタ道路▽戸田道路
▽大有建設
-を強制調査。

28日に調査した13社と合わせて計20社となった。

 東北地方整備局によると、平成24年4月~26年11月の2年8カ月間に、
被災3県内で発注した舗装工事計約95件のうち、約80件で調査対象
20社のいずれかが落札。うち半数の約40件で落札率が95%を超え、
約15件では99%超だった。

 入札額が予定価格を上回って失格したり辞退したりして事実上
「1社入札」だった事例も約10件あった。
公取委もこうした実態を把握しており、グループで落札者を事前に
決めておくなど談合していた可能性があるとみて調べている。

 この問題では東日本高速道路(NEXCO東日本)が23年7、8月に
公告した東北自動車道などの復旧舗装工事12件など
で談合が疑われた。

高速道路の災害復旧工事めぐり談合か 関係先を強制調査(福島15/01/28)

東日本大震災後に行われた高速道路の災害復旧工事をめぐり、
談合が繰り返された疑いが­あるとして、公正取引委員会は、NEXCO東日本
東北支社など、関係先への強制調査に­乗り出した。
強制調査を受けているのは、工事を発注したNEXCO東日本東北支社や、
業務を請け負­っていた大林道路など13カ所

東北自動車道は、震災で路面に亀裂や段差が生じ、しばらく通行が
制限された。その後は、各地で復旧工事が進められ、車線規制や
通行止めも実施された。
談合疑惑が浮上したのは、高速道路の復旧工事をめぐる入札で、
NEXCO東日本東北支­社が、2011年度に200億円以上を発注し、
22社が参加したとみられている。

公正取引委員会は、刑事告発も視野に、入札の実態を調べている。