聖徳太子 本当の姿を求めて

東野 治之 著

岩波ジュニア新書


ジュニア新書ですが、 難しかったです。

   理解は 半分くらい (笑)


聖徳太子は 氏名ではなくて 職名

「徳が高い 王子様」 くらいの意味だそうです。


聖徳太子の本当の姿



聖徳太子の人物像は、 没後、 歴史的な事実から離れ

伝説的に変貌した


6世紀末から 8世紀初頭の 飛鳥時代のことですから

事実が残っている方が 珍しいでしょうね。


【聖徳太子は 実在の人物ではない。】という歴史研究家もいるほどです。


本書は、 【実在はするけれど、 それほどの実力者ではなかったのでは?】

という見解のようです。


リサイズ 百円札 聖徳太子

          昨日は1億円札  今日は百円札です。


本書によると、  聖徳太子の最大の功績は 日本独特の仏教を広めたこと。

戒律が厳しい仏教を

日本だけ 世界に類を見ない 戒律の無い仏教として 布教した。


仏教界独特の戒律が無く、 世俗に溶け込んでいる。

僧侶や寺院は 朝廷・天皇・貴族の要請に応じて、 法会や祈とうを行っていた。

他国では、 仏教界が自律していて 政府の権力が及ばない。



中国政府が チベット仏教を弾圧する理由が 解ったような気がしました。

日本の仏教は 緩やかで 良かったです (^o^)


ご覧くださいまして、ありがとうございます。


        人気の「お野菜まる」シリーズの商品を30名様に!