天平さん 紀伊半島秘境コンサート
晴らしい「きなりの郷」吉野杉ホールの翌日の事
不思議なご縁と素晴らしいご案内で辿れた天平さんの居ない祭りのあと…
そして
熊野の美しい景色と思い出
やはりここに残しておこう
秘境コンサート前
天平さんのblogにてコンサートを作り上げて下さっている地元の方の存在を知り
その町興しの気概とおもてなしのこころに胸が熱くなり
感謝の想いと
この神川のコンサートには行けないけれど
その翌日 祭りのあとを訪ねようと思っているとコメントしたところ
NPO法人熊野ふるさと倶楽部さんからご連絡をいただき
がっこう内を拝見出来ることに!!
こちらの【神川みんなの“がっこう”ぷろじぇくと】 に天平さんのコンサートが絡んだわけで
本当に素晴らしい企画
朝 宿泊所で
昨日のコンサートで天平さんとのツーショットを
意外な斜め方向から撮ってくださった(笑)テズルモズルさんをお誘いして向かう
せっかくのナビを利用しないで行ったら案の定道を間違ってしまい…
私のご案内はきなりの山を(何という山だったのか…)一周させてしまうという
本当に辿りつくのかという不案内…
やはりナビ頼みでないといけない
お蔭でこれぞ秘境というような風光明媚な峠道を
ぐんぐん走り抜けるという
何ともスリリングで私的には萌える機会だったけれど(苦笑)
露頭に迷わせたテズルモズルさん
ごめんなさい
待ち合わせ時間に大幅に遅れてしまってお待たせした
NPO法人熊野ふるさと倶楽部さん
ごめんなさい
道中の美しい景色たち
逆さ富士ならぬ
七色ダム
神川町は三重県熊野市に存在
むかしは筏流しで材木や那智黒石が運ばれていたという神上川の向かいに
天平さんの秘境コンサートの会場のひとつとなった休校中の旧神上中学校はあり
その名残は学校内のこんな絵や
がっこう入り口に!
まずはがっこうプロジェクトで毎週日曜日に開催しているというステンドグラス教室作品がお出迎え
廊下には当時の生徒が共同でつくった木版画など
理科室のホルマリンづけ標本
人体模型
こんな表示ひとつがノスタルジー
こんな雰囲気ひとつがノスタルジー
がっこうプロジェクトで行われた合気道
外国人講師のためのカンペ(笑)
がっこうという感じ
私が子どもだったら必ず手にしていただろうな
この本たちを…
天平さんがサイン会をした教室
そこからの眺め
天平さんがサイン会をした机
そしてこの廊下の向こうに見える体育館にはひっそりと…
体育館は開錠されず
窓越しの
昨日は華やかに命を吹き込まれ息吹をかえした
そしてまた命を吹き込まれるのを
そしてその弾き手をそっと じっと でも穏やかに待つ音姫
”がっこう”を残したい&守りたい
そのために生かしたい
そんな町の人達の想いとそれを楽しむ人たちの想いがひとつになる時
次のその時にはこの場に必ず居たい
町中が桜に包まれる
町中あげて桜祭りが行われる
そんなお話を聴いて
いまはそんな素振りもまったく匂わせない
町中にあふれていた桜の樹を見て
次の時は桜の季節だったらいいな
そんな淡い夢を抱きながら
こういう機会を頂いたNPO法人熊野ふるさと倶楽部さんに感謝の想い
本当にありがとう
この機会をいただいたからこそ
またひとつ
天平さんの音楽のルーツのひとつに触れたような気がして
その景色も
その空気も
その歴史も
そのすべてを大切にし
知ってもらろうとする町の力に
そしてそれらの大きな愛に
それらを愛する人の音楽のルーツに…
私の2010年晩夏の思い出