水彩画家 菊地和広のブログ

水彩画家 菊地和広のブログ

水彩画家として、新作の紹介や 日々感じたことなどを綴っていけたらと思っております。




水彩画家 菊地和広のブログへようこそ。


透明水彩の魅力はなんといっても

  「淡い色の重なり」 「自然な水(色)の動きを活かした絵づくり」

 にあると考えています。


このブログでは 作品の紹介を通して、そうした透明水彩画ならではの魅力や、日々の画業、取材のなかで感じ取ったことなどをみなさんに伝えていけたらと思っています。


  

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みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

家の近所の空き地で風に揺れていた「アキノノゲシ」が あんまり可愛いらしかったので 絵にしてみました。

 

「アキノノゲシ」  19.4 × 14.4 センチ

 

元ネタはこんな感じ…

 

針のようなおしべ(?)もきちんと描けばよかったなあ、と ちと後悔…( ̄▽ ̄;)。

丈の高い茎に、カスタードクリームのような淡い黄色の 小さな花がいっぱい… 私がいちばんよく使う色、ウインザー&ニュートン社の「ネイプルスイエロー」そのもののような色で、以前から一度、絵にしてみたい花でした(#^.^#)。

ちなみに花言葉は「本当はやさしい」だそうです。

私と逆じゃん…(笑)。

本当はやさしくないのに 平素、やさしいふりをしている私は、「菊地さんはやさしい」と思い込んでいる人に接すると 少々自己嫌悪に陥ります。

 

たまーに 数年に一度くらい、そんな私の本性を見抜く人もいて、「菊地さん、おとなしい顔して 意外とはっきりしてる」とか言われることも(笑)。

そもそも 誰とも 本性を見抜かれるほど深い付き合いをしないので、めったに言われませんけど…。

そういったところは 「水瓶座のO型」たる所以でしょうか(>_<)。

 

なお、お知らせです(#^.^#)。

今般の諸事情により、新たにブログを起ち上げました。

 

「水彩画家 菊地和広のブログ ATELIER TURNTABLE」

http://kazenohen.mokuren.ne.jp/dkg18317/

 

今後、新しい記事は 上の新ブログで更新してまいります。

このアメーバブログは 少しずつ過去の記事に手を加えながら このまま残しておくつもりです(削除されるかもですけど… ̄▽ ̄;)。

新ブログも 起ち上げたばかりでまだ殺風景ですが、更新の頻度は大幅に増やすつもりです。

ご期待ください(≧▽≦)!!

 

では、新ブログでお待ちしております(*´▽`*)。

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

前々回お知らせした 新宿・サクラアートサロンでの2回目の一日講座が無事終了しました(≧▽≦)。

 

 

今回は11名の方々が受講してくださいました。

 

私は しゃべりが全然だめなので、もっぱら〝いじられ講師″に徹しておりましたが、私が何もしなくても、みなさんほとんど勝手に盛り上がっておりました(#^.^#)。

 

別にいいんです… 皆が楽しければそれで…( ̄▽ ̄;)。

まさか ティッシュで鼻をかむだけでウケるとは思いませんでしたが…(笑)。

 

ちなみに 今回の課題写真がこれ…。

 

…で、作例として示したのが、こんな感じ。

 

今回も時間切れで講評まで出来ず、みなさんが描いた作品も写真に撮りそこねたのですが、やさしい逆光の眩しさを丁寧に表現されていました。

私としては その場で描く課題の上手、下手よりも、それを通して参加してくださったみなさんが 何かを摑んでくれたら… そして その摑んだものを、ふだんご自身が描く作品に反映させてくれたら、それでいい、と思っています。

 

これからも 日々の画業のなかで得た技法や気づき、一つひとつの色の大切さなどなど、機会あるごとに 余すことなく伝えていく所存です。

 

ではでは…。

 

 

追伸… それにしても 私の描き方は何か、相当変わっているらしくて… 自分では これが普通、と思ってやっているわけですが、毎回、驚かれる方がいらっしゃいます((+_+))。

そうした参加者さんたちの反応を フッフッフ…と 内心笑いながら眺めるのも、こうした講座の楽しみのひとつでしょうか(#^.^#)。

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

2週連続の台風と、それに伴う長雨…((+_+))。

あまり天気のことをうだうだ口に出して言わない私も、この雨には少々うんざりしております。

 

大好きな散歩(犬みたいだな…)が出来ない…( ̄▽ ̄;)。

秋ってこんなんだったっけ?、と 窓の外を眺めながら 独り言をつぶやく昨今です。

 

少し前に 教室の作例としてアップしたこの機関車の絵…

 

かなりぼんやり仕上げたこの作品を、あらためて 自分の絵としてきっちり描いてみました。

 

 

うーん… いいんだか悪いんだか…( ̄▽ ̄;)。

描きあげた時は 久々のスマッシュヒットかと思ったのですが、リアルに描くことで なんだか小さくまとまってしまったようにも思います。

車体も少し歪んでいるようにも見えるし。

機関車の熱気が伝われば、と 仕上げにポタポタと垂らした赤茶色は、乾いた鼻血のようになってしまいました(笑)。

ボイラー前面の ぽこっとした丸みは上手く出せたんですけれども。

 

秩父路を このC58363号が走り始めて30年…。

基本的に 毎年3月~12月初めの土日祝日に限った運行ですが(例外的に走ることもあります)、こんなに長期に渡って走り続けるとは 当初は思ってもみませんでした。

イベント列車は対象外、と 初めは背を向けていた私も、この複雑で機械的な魅力には勝てず(男の性でしょうか…)、近年はたびたび、題材にしております。

 

数年前、運転台で働く機関士さんを主題に描いたこともあるんですが、その時はネット上にアップ出来ないほど不味い仕上がりになってしまったので、それもいずれリベンジする腹づもりでおります。

 

客貨両用の万能機、と言われるこのC58型蒸気機関車、願わくば いつまでも走り続けてほしいです。

ではでは…

 

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

8月の講座に引き続き サクラアートサロンでの2度目の水彩一日講座を開催します。

 

前回が好評だった…(?)のかどうか、自分ではよく分からないのですが、前回終了直後にはサクラアートサロンさんから また近々やろうとのお話を頂き、ともかくこの流れに乗ってみようと思うに至りました。

折しも紅葉真っ盛りの季節…

皆様の 貴重な秋の一日を無駄にすることのないよう、頑張りますので お誘い合わせのうえ、ご参加ください(≧▽≦)。

 

 

 

期日  11月7日(火)

講師  菊地 和広

時間  10時30分~16時30分(1時間休憩あり)

参加費  6, 480円(税込み)

お持ち物  鉛筆 練りゴム 作品を持ち帰るための袋(F4号)

        お手持ちの水彩道具一式 エプロン マスキング液

        水筆やGペンなど、マスキング液を塗るための道具

        霧吹き

 

お申し込み・お問合せ  サクラアートサロン

東京都新宿区新宿3-1-22 NSOビル9F

TEL 03-3351-2321

FAX 03-3356-1450

ホームページ  http://www.craypas.com/artsalon.html

E-mail  artsalon-tokyo@craypas.co.jp

 

「霧吹き」というのは 小さなスプレー容器のことです。

100均でも買えます(#^.^#)。

 

今回の題材は 何の変哲もない雑木林ですが、逆光気味の陽光と淡い色の重なりでドラマチックな作品に生まれ変わります。

私のデモと同時進行で進めながら 真っ白な画用紙のなかに やさしい光が浮かび上がるのを体感していただければと存じます。

ぜひぜひ、ご参加ください(≧▽≦)!! 

 

取り急ぎ お知らせまで。

ではでは…(*^_^*)。

 

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

早朝、久々に歩いてみたいと思い 出向いた地元・埼玉県東松山市郊外の川沿いの道…

行ってみたら草に覆われて 踏み入ることが出来ず…( ̄▽ ̄;)。

 

 

長靴など履いていれば別だったのですが、ごく普通のカジュアルシューズだったものですから…

この草茫々の道をそんな靴で歩いたら すぐに靴の中までぐっしょり濡れてしまうに決まってます。

若い頃だったら、ふふん、朝露なんぞ、へっちゃらでぃ!と ずんずん進んで行ったかもしれないのですが、さすがに50才目前にもなると、「まあ、歩けないなら歩けないで いいか」と諦める自分がおります(#^.^#)。

 

他にも 細い用水路を飛び越えようか飛ぶまいかと躊躇して、結局飛び越えずに遠回りしたり…と、こういったことで年齢を感じることが多い昨今です。

 

とはいえ、行く手を遮られて少し悔しいので(笑)、意地でもこの場所を絵にしてやる!と、目を引くような色もポイントもない 緑ばっかりのこの画像で1点こしらえました。

 

「朝露の道」  24.4 × 18.4 センチ

 

相変わらず 色の再現性がよくありません(*_*)。原画はもうちょっと鮮やかなんですが。

例の「練りティッシュ」使いまくりで描いています。

構図だけは どっしり安定してますね。

 

周囲では 少しずつ、でも確実に秋めいてきています。

ハート型の葉っぱと朱色の花がかわいい「マルバルコウソウ」。

 

上の朝露の道も もう間もなく色づいてくるはずです。

赤や黄色や紫などなど…に覆われたその道に 足を踏み入れるのが楽しみです(≧▽≦)。

今度は阻まれませんように。

 

ではでは…。

 

 

 

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

空気も乾いて 澄んだ空が目に心地よいです(*^_^*)。

 

傍らではアサガオがまだ頑張っていますが…

 

河川敷では曼珠沙華…

 

こちらは 今が旬ですね。

赤いけど… 燃えるような赤、には見えません。

少なくとも私には、ですけど。

「彼岸花」という俗称のせいでしょうか。

あたたかくも 冷たくもない、不思議な雰囲気を持った花。

あの花びらが ひとの目に見えない、虚空のなかの「何か」を絡め取ろうとする網のように見えます。

 

田んぼの畦道では ニラの群生が…

 

あまりこの花に目を止める人もいないんじゃないか、と思いますけど 私の好きな花のひとつです(*^_^*)。

過去には何度か 主題にして描いたこともあります。

今回も一点…

「畦に集う」  16 × 16 センチ

 

これも 描き出しから小さくやり過ぎてしまって、「もっと大きくすればよかった」と 後で後悔しましたが 何とか絵になったでしょうか。

控えめに蒔いた塩もいい感じでキマりましたし。

花の部分は かなりマスキング液を多用していますが、逆に葉や茎のところはマスキング液を使わずに描いています。

マスキング液を使って一発で決めた方が洗練された感じになるかもしれませんが、マスキング液なしでこつこつ、時間をかけて描くのも ある種の「もたつき感」みたいなものが出て、それが独特の温かさに転化するように思います。

 

小さな星を集めて束にしたような、初秋の畦道の風景です(*^_^*)。

珍しく正方形に仕上げたこの絵を どんな額に入れようかな…。

 

ではでは、また…(^_^)/

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

最近の私の秘密兵器…(笑)。

 

「何よコレ…」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

 

練りゴムではありません。ティッシュペーパーです。

1枚のティッシュを水に浸して ギュギューッと押しつぶして、1~2日くらい放置したものです。

カピカピに乾いて、紙粘土のようにコチコチに固まっています。

私は「練りティッシュ」と呼んでいます(#^.^#)。

 

何に使うかというと 「白抜き」です。

 

色を置いて まだ乾かぬうちに…

 

先の固まったティッシュをぎゅっとスタンプのように押し付けると…

 

押し付けたぶんだけ 色が抜けます。

 

 

まだ 面がビタビタに濡れている時にこれをやると、抜いたそばからまた周囲の色が じわじわと浸透してきて あまり効果がありませんが、「乾いてないけど滲みが止まった」あたりでぎゅっとやると いい感じで抜けます。

マスキング液ほどくっきり抜けませんが、逆に マスキング液ほどくっきりさせたくない、という時に重宝します。

また、しまった!という時の とっさの修正に便利(≧▽≦)!!

風景の現場で色付けするような方は たくさん作って常備しておくとよいかもです。

 

他にも 「雲のなかのぼんやりした明るさ」や、「古い石仏の表面に浮いた白カビ」などなど… 使い方は貴方次第!!(なんか TVショッピングの実演販売みたいだな… ̄▽ ̄;)。

 

作り方は とってもカンタン♬

 

ティッシュ1枚 適度に丸めて、水に浸す…

 

ひたひたに濡れたティッシュをぎゅーっと絞る…

 

そのまま乾くまで 1~2日放置すれば出来上がり💛

 

ぎゅーっと絞る際に 部分的に平たくしておくと かなり細かな抜きも出来ますし、1枚と言わず 5枚くらいまとめて絞って 巨大なものを作ってみてもよいかと思います。

ぜひ お試しください!

 

ではでは…

 

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

朝の散歩で出会った光景…

 

「9月の朝」  21.4 × 13.2 センチ

 

早朝の 澄んだ大気のなか、陽の光を伴って 雲が大きく動いていきます。

 

ちなみに元ネタはこれ…

 

元を見てしまうと 粗さが目立つなあ…( ̄▽ ̄;)。

当初、デッサンにさらっと色を付けたようなものをイメージしていて、サイズも小さめに描き出したものの 途中でだんだんと入れ込んでしまい、結局、いつもの 陰影の濃い絵になってしまったものです。

もっと大きいサイズで描いたら 雲のやわらかさや、光のきらめきの強さを出せたものを…。

 

でも、日々の暮らしのなかで こんな光景をリアルに見られる状況にいることに幸福を感じます(#^.^#)。

 

世に言う「瞑想」には「歩く瞑想」というのもあるのだそうです。

「瞑想」というと、座して 眼を閉じて、静かに周囲の気配に耳を澄ます…みたいなイメージがありますが、いろいろ、やり方があるようなのです。

こうして 早朝、全身で風や光を感じながら歩くのも まさに「瞑想」ではないか…と、ひとり悦に入っております。

 

余談ですが 「食べる瞑想」というのもあるらしいです(#^.^#)。

やり方はわからないのですけど。

片岡鶴太郎さんみたいに 本当に身体にいいものだけを何時間もかけて食べる…そんなようなものではないかと 私は勝手に解釈しています。

 

注… ↑酒場で瞑想してはいけません(徳田明子さん撮)。

 

…っていうか、「瞑想」じゃなくて「酩酊」でした(≧▽≦)。

油断も隙もないんだからホントに…( ̄▽ ̄;)。

 

ではでは、また…((+_+))。

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

朝晩はだいぶ涼しくなって 半袖では済まなくなってきましたね。

 

ありがたいことです(*^_^*)。

 

そんな 朝の散歩道の情景です。

 

 

「朝もやの川」  22 × 15 センチ

 

ちょっと… というか、かなり画像が悪い…( ̄▽ ̄;)。

小品だからと 自宅のプリンターでスキャンしてみたのですが、いまひとつだなあ((+_+))。

デジカメで撮って 取り込んだ方がいいのでしょうか?

使ったことはないけど、コンビニのスキャンサービスも今度試してみようと思っています。

家庭用のプリンターよりは精度がいいのでは…と、超デジタル音痴の私は勝手に思い込んでおります(≧▽≦)。

 

上の絵は 地元・埼玉県東松山市を東西に横切る「市野川(いちのかわ)」の風景…。

私が子供の頃は かなり水質が悪いと囁かれていた時期もありましたが 近年はずいぶんと改善されてきていて、カワセミの目撃情報もちらほら届いています。

もっとも、カワセミの方が悪い環境に順応しているだけだ…という説もあって、真相の程はよくわかりません。

川を取り巻く周辺の風景はもう 昔、毎日通っていた道がどこなのかわからないくらい変わってしまっていますが、川そのものはまだ、上の絵のように護岸されてない所も わずかながら残っています。

コンクリートで護岸されてしまうと 絵の題材としては ちとキツくなってしまうので、なんとかこの草深く覆われた川の情景を残したいなあ…と切に願うこの頃です(*^_^*)。

 

それにしても 人口が減り始めているというのに なぜ宅地開発が進むのでしょうか?

全国各地で空き家も問題になっているというのに…。

 

ではでは、また…。

 

 

 

みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

何度かお伝えしてきた 新宿・サクラアートサロンでの一日講座が無事、終了しました。

 

心底、ほっとしております。

 

いま私が教えている教室は どれも2~3時間の教室で、今回のような一日を通しての講座は初めてなのです。

もともと口下手で 論理的な説明が大の苦手なので、普段の教室では一手一手、 やってみせて 後を追うように生徒さんたちにやってもらっていますが、そんな悠長なやり方が一日講座で通用するのか、また しーんと静まり返って盛り上がりのない講座になったらどうしようと 始まる前から心配していたのですが…杞憂でした…( ̄▽ ̄;)。

受講生として参加してくださった 水彩仲間の徳田明子さんに「宴会部長」をお願いしてたりしたんですが、そんな必要もないくらい…(笑)。

参加された16人中、13人が女性だったこともあって、終始、奥様パワーに圧倒されっぱなしでした(#^.^#)。

 

題材にしたのは 家の近くで見たこの夕暮れの写真…

 

 

見たというより 見つけに行った、と言った方がいいですね。

今回の一日講座が決まった時点で 夕暮れの風景を題材にすることも決まっていたので、それからというもの、晴れている日の夕方は毎日 家から自転車で5分のこの開けた場所へ来ては 夕陽を眺めておりました。

上の画像を手に入れたのは 8月に入ってからです。

それまでにも課題になりそうな画像がいくつか、候補はあったのですが この雲と夕陽の組み合わせを目にした時は 「はひょーっ!!これは決定的だ!」と、小躍りしたくなるくらい(笑) うれしかったものです。

でも、うれしかったのも束の間…( ̄▽ ̄;)。

家でプリントアウトしたまではよかったんですが、この微妙で複雑な色合いの光景を「どうやって教えよう…汗」。

自分で描くだけなら時間も無制限ですし、持ってる技術をフル活用すれば相応の作品が出来ますが、講座で人に教えるとなると まったく話が違ってきます。

工程を3回、練り直したかな?

手順を確認しながら描いた作例がこれ…

 

 

かなり端折って描いているので 当然ながら気に入ってはおりません。

またいずれ 本気で描き直すつもりでおります。

 

ただ 苦心して考えた手順は間違ってはなかったようで、生徒さんたちみな、陽の光の眩しさをそれはもう見事に表現されていました。

 

これは徳田さんの作品…

 

 

雲の動きが感じられるところなど、私の作例より上を行ってます。

悠々と流れて たなびく雲に 一抹の無常観を感じます。

 

もう一人、フェイスブックではお友達になっていたのですが、お会いするのは初めてだったアケミ・アマノガワさん。

 

 

ぎゅーっと胸を締め付けるような情感が素晴らしい作品です。

光る雲の筋一つひとつの 繊細なトーンの違いを描き分けている… よくぞここまで…と 感嘆した一枚です。

かなり水彩を極めてらっしゃるお二人なので すごい作品が描けても不思議ではないのですが、極薄ーい色を何層にも重ねて光のきらめきを出す私の描き方を その場で体現して見せてくださって、講師としては感謝感激のひとときでした(*^_^*)。

 

予定していた工程を 最後まで終わらせることが出来ず時間切れとなってしまったのは反省点でしたが、おかげでペース配分も確認出来、改善すべき点が明確になりました。

このあたりは また次に活かせると思います。

 

16人の受講生と私、それにサクラアートサロンのスタッフさんも加わって 決して広くない会場でドライヤー3台使いながらワイワイガヤガヤ…のぼせるような熱気のなかでの講座、あっという間の楽しい一日でした。

参加してくださったみなさん、本当にありがとうございました(≧▽≦)。

あらためて御礼申し上げます。

 

ではでは!