十代の頃から豪州と日本を往復しはじめて十数年が経つ。
文化背景の違い、そして、文化の違いにより自然と身に着く習慣、
二国を行き来する度にふと感じるカルチャーショック。
成田空港から高速バスに乗って直ぐ目に飛び込んできた、チャリに乗る警察官。
→やたらその姿が面白く思えた
SYD空港に到着し、シティー行きのバスに運賃を支払い運転手に行き先を確認。
→オージー・イングリッシュの訛りの強さに、自分も同じアクセントなのかと愕然とした
そしてよくあるパターンが
社交の場でいろいろな文化や地位の人と話していると、時々出会うのが自己紹介の際に
→相手:「日本なのねぇ~カンフーできるんでしょ?」
→→詳しくは知らないけど、カンフーって中国武術でしょぉ・・相手のトーンにもよるけどカチンと来たこと過去数回
そして私にもいけないところがあったのだろう
パリ市内を旅行中、駅で電車の行き先を聞こうと道行く人に「英語」で行き先を確認。
→まったくもって無視された
→→二人目の人は快く教えてくれたものの、一人目は
①英語が話せない ②話せても英語を馬鹿にして相手にしてくれない ③その他
印象から、②と勝手に判断したその時はいい気がしなかったなぁ~
カルチャーショックというカテゴリーに入るかどうかは別として、異文化なりにその都度新たな発見がある。
今回は2年の東京生活を経て再度シドニーに来たわけだが、
ここでもまた、改めて自分の言いたいことは口にしないと伝わらないことを覚えた。
気がついてはいたのだろうけど、今までそれほど意識をしていなかったといった方が正しいだろう。
言いたいことを言わずいる。
それもそれでOKな場合はあるけど、そのスタンスばかりを取っていると
知らず知らずの内に自分の居場所が狭まっている。
そう教わり、言いたいことは口にするようになってから少し居場所が広くなった。
感じること、得ることなんて人それぞれなんだろうけど、私は小さなことでも心に残るものは残るし、この先も多文化と触れるたびに、新たなことを発見していく「心の芽(眼)」を大切にしていきたい。
さて、話しは変わるが、先日同時に二人の知り合いからSkypeを勧められてやっとダウンロードしてみた。
そして、ヘッドセットも購入、テスト通話しかしていないものの、なんだかとても快適な様子~♪
国境を越えて、どこでも誰とでも話しができる面白ツールかもしれない。
遅ればせながらの気もするが、これから活用してみたい。