色々と言っておりますが、夏川は全てをクリア
しているのか？
と疑問に思うであろうと察する。
まず、夏川は、
持病や苦しかった自分や
自分の問題を専門にしていない。
自分のことを主軸にした
自分癒しのためにカウンセリングを始めたのではない。
始まりが、自分の問題ではなく、
社員の問題を解決することから始まった。
同じような人を1人でも作りたくない、
可能性を減らしたい、
という目的だった。
経験や知識は豊富な方だと思う。
ラッキーなことに、
子供の頃や十代も濃厚であったし、
社会人になったときも、
幅広く多くを任される仕事だった。
幅広く、濃厚に経験したことが、
経験以上の幅広い苦悩を類似的認識
できることにもつながった。
若い頃、転職の紹介会社の担当から
営業資料に使わせて欲しいと言われたくらい
珍しい履歴を私は持っていた。
その上、それゆえか、
「あなたの精神年齢に釣り合うのは
90歳のおじいさんしかいないよ」とさえ
その担当に言われた。
珍しがられるほど
経験と知識と他者の受容力は
20代半ばからすでに持ち合わせていたと
今振り返ると、思う。
年齢に合わない、社会経験年数に合わない、
ほどの経験を持てたことが
カウンセラー業に有利となったと実感する。
カウンセリングや心理療法もかなり
勉強したが、
今でも、勉強は怠らないし、
知識も増やす努力はし続けている。
常に自分と対峙して、クリアーな精神状態維持と自分磨きも続けている。
自分の持ち合わせた資質につながる経験は
ありがたく思う一方、
それに満足することなく、
おごれることなく、
あきたらない思いで
努力と学びは続けている。
もっと、
まだまだ、
高みへ行かなければならない。
そして、
自分の経験や技能が
他者にとって有益なら
おしまず提供したい。
以上、
10回にわたり
カウンセラーになりたい人への心構え的な思いを
書かせていただきました。
終わり！