昨夜の雨で若葉が洗われて、輝くばかりの緑です。広場の大木のケヤキは、むくむくと大きく葉を広げ出しました。この上なく気持ちのいい朝です。気温16.7℃、湿度55%。
先日、ツミが交尾をした写真を偶然にも撮ることができましたが、その後です。
交尾したことを鳥仲間の J さんにお伝えすると、それから数日後、 J さんが営巣場所を見つけました。すごい!
昨年は常緑樹のクスノキに営巣したのですが、その場所を今年はカラスに取られてしまい、ツミは仕方なくほかの場所を探していたのです。
それが今度はなんと落葉樹なのです。これには鳥に詳しいNさんもびっくり。
10mほどの高木の途中、枝が分かれているところに巣をかけたのでした。
左の下のほうに緑色の針葉樹の葉が見えますが、小枝で骨組みを作って、このサワラの葉を内装材にしているようです。
近くの木にきました。小枝をくわえています。せっせと運んで巣を作っているんですね。
目が赤いから雄です。
こんどは近くのサワラの木に入りました。
小枝を折っているようです。
もう一羽、近くの木にきました。
こちらは目が黄色いから雌です。
あまり見ていてはツミも警戒してしまうといけませんから、そろそろ帰りましょう、と歩き出すと、これは巣に運ぶ途中で落としてしまったヒノキのようです。これを敷き詰めてやわらかいお布団にしてそこに卵を産もうというのでしょう。
つがいで協力して巣を作っている姿は、なんか熱いものを感じます。
もうこんなにハナミズキが咲いています。
フジも今年は早いです。いつもはG.Wのころなのに。
ツミは無事にヒナをかえすことができるでしょうか。今年も昨年に続いて観察できるなんて、なんてラッキーなことなんでしょう!