ゴールデンウイークの晴れ続きは、稀有なことだったようで、この100年来で最高の天気だったと昨日のお天気番組で言っていました。
ところがGWが終わった途端、今朝は小雨がぱらつきました。ほんのおしめりかもしれませんが、生き物たちには恵の雨でしょう。
さて、サクラが散り、ハナミズキが散ったと思ったら、あちこちでまたいろいろな花が咲き始めました。
これは、ヤマボウシですね。
この花の姿が山を駆け抜けるお坊さんの姿に似ているという。修験僧ですかね。
そして雪をかぶったように白くなっているのは、エゴノキです。祖師谷公園のあちらこちらにあるのですが、太極拳広場のが満開。一番早いです。
ヤマボウシが上に向かって咲いているのに対して、こちらは真下を向いています。
クマバチがブンブンいっているかと思ったら、ペアでいます。
ほのかにいい香りがします。
池の辺りには、おとといの強風で落ちてしまったのでしょう。ポプラがもう白い綿毛の花を咲かせました。いよいよポプラのシーズンに入りましたか!
ポプラは昨年、まめに追いかけましたので、まだご覧いただいてない方はこちらをどうぞ。
見上げるとたくさんのつぼみが下がっています。
池の向こう側にはミズキが白い花をつけました。
この花も上を向いて咲く高木ですから、花に気がつかないこともあります。光をたくさん浴びようとテーブル状に広がって咲きます。
初夏はなぜか白い花が多いですね。ちなみに花の季節(早春から晩秋まで)で、いちばん多い花の色はなんだと思いますか? そう、「白」なんです。中でも初夏に咲く花の40%以上が白なんです。なぜか、たぶん受粉と関係があり、受粉を請け負う虫にとって、緑の中でいちばん目立つのは明度のいちばん高い白。それで白が多いというわけのようです。