(その2)7/03【金】川又三智彦の経済情報 ツカサは年金問題,特別会計,人身事故,ワ... | 経済日記

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表情が豊かな麻生首相だが、他人の言に、方針まで豊かにブレてしまうのが命取りに…(クリックで拡大) 麻生太郎首相が次期総選挙を見据えた起死回生策として狙っていた自民党役員人事は1日、党内の猛反発を受けて結局見送られた。内閣支持率が急落した中での人事をめぐるドタバタ劇は、「麻生降ろし」の動きを勢いづかせたばかりか、首相に近い議員やメディアも失望させる最悪の結果で終わった。政権基盤は根底からグラついており、首相が解散・総選挙に打って出られるかも怪しくなっている。

 「党役員人事をやると言ったことはない。(マスコミが)勝手につくったものだ」「何回も聞けば、俺がポロッとしゃべると期待しているのかね。『靴を脱いだらそろえなさいよ』と何回も言わないと分からない子供と同じ程度に扱わないで」

 首相は1日夜、人事見送りについて記者団が何度も質問したことに対し、不快感をにじませて、こう強がってみせた。だが、今回の首相の言動を見る限り、いじめっ子の前で身を震わせる子供と変わりなく見える。

 首相が役員交代を検討したのは、地味なイメージが付きまとう細田博之幹事長、保利耕輔政調会長らの論戦での見劣りを懸念したため。盟友である安倍晋三元首相にも「人事断行で党内の雰囲気を変え、政権浮揚を図るべきだ」と促された。

 ところが、首相と安倍氏が6月24日夜、首相公邸で密談した後から、党内に「首相は内閣改造後の早期解散を狙っている」との見方が広まった。選挙地盤が弱い中堅・若手から「この低支持率で解散なんてしたら集団自殺だ」との批判や不満が噴出。「反麻生」の中川氏もこれに加わり、一気に「麻生降ろし」の狼煙が上がった。

 当初、党内に隠然たる影響力を持つ町村派の事実上のオーナーの森喜朗元首相は「人事断行」を容認していたとされるが、派閥の後輩である細田氏を狙い撃ちするかのような人事構想は許せなかった。

 30日夜、都内のホテル内の中華料理店。森氏は首相と約2時間にわたって向き合い、役員交代を見送るよう迫った。

【首相と安倍氏の盟友関係にも…】

 「(党役員は)政局より景気だと一生懸命やってきたメンバーなんだ。選挙をやるなら今のメンバーで支持を訴えるべきだ」。首相との密会に先立ち、森氏は町村信孝前官房長官ら同派幹部と会合し「役員交代反対」を確認。伊吹派の伊吹文明、津島派の津島雄二両会長ら、ほかの派閥トップも足並みをそろえた。

 首相が信頼する大島理森国対委員長も、人事を断行すれば党内の混乱は避けられないとみて、「民主党の鳩山由紀夫代表の『故人献金』問題は大きい。第二の西松事件になりかねない。国会で徹底的に追及するから、人事を見送るべきだ」などと、首相に思いとどまるよう働き掛けた。

 党関係者によると、首相サイドは「細田氏を財務相、保利氏も閣内で処遇する」という妥協案も示したが、役員交代阻止へかじを切った森氏らには「無理筋」(ベテラン議員)だった。首相の外堀は埋まった。

 首相は1日、与謝野馨財務・金融担当相が兼務していた経済財政担当相に自民党参院議員の林芳正前防衛相を、佐藤勉総務相が兼務していた国家公安委員長・沖縄・北方・防災担当相に自民党の林幹雄幹事長代理を充てる閣僚補充人事を決めたが、これも問題がある。

 党関係者は「林芳正氏は安倍氏と同じ山口県選出で、親の代では中選挙区で戦った宿敵関係にある。安倍氏が首相を辞任した直後、林氏が衆院くら替えを画策したこともあり、犬猿の仲。今回の抜擢は、首相と安倍氏の盟友関係にも亀裂を生みかねない」と語る。

【都議選の結果次第では…】

 今回の人事について、参院幹部は「中途半端で、人事賛成派からも反対派からも支持されない」と指摘。「人事権を発揮できない首相が解散権を振るえるのか」と首相の指導力に疑問を呈す。今後、静岡県知事選(5日投開票)や、東京都議選(12日投開票)の結果次第で、「麻生降ろし」は確実に吹き荒れそうだ。

 かつて、小泉純一郎元首相は「首相の権力の最大の源泉は解散権と人事権。これで失敗したら退陣するしかない」と述べたが、首相はこの言葉をどうかみしめるか。

ZAKZAK 2009/07/02


★★★国債7月から大量発行…市場安定消化で試金石に

 2009年度補正予算の財源となる国債の大量発行が7月から始まる。財務省の計画では、本年度末までに計約17兆円も落札されねばならない。国債は市場で安定的に販売し消化できるのか。7月の動向は今後を予想する上で試金石となる。

 7月以降、期間2年以上の利付国債は、1回の入札当たりの発行額が計1兆3000億円増える。市場には既に国債があふれており、価格は急落(長期金利は急上昇)する恐れがある。

 このため財務省は、国債入札に参加する金融機関の関係者らを集めた会合など「市場との対話」を通じ、増発の影響を和らげるように発行計画を入念に調整してきた。

 足元の市場には、金利急上昇を防ぐ一時的なクッションもある。過去に発行した国債が6月に大量に償還されており、銀行など国債の買い手の手元には現在、豊富な投資資金があるためだ。

 ただ、市場の落ち着きがいつまで続くかは不透明だ。景気悪化に伴う税収減などで、08年度の国の決算が赤字に相当する7年ぶりの「歳入欠陥」になると見込まれている。衆院選後の新政権が追加景気対策などで第2次補正予算を編成する可能性もあり、「さらなる国債増発は避けられない」(銀行系証券)との観測がくすぶっている。

 外資系証券関係者は「金融機関による手元資金の国債投資が一巡する8、9月ごろが正念場だ」と指摘。同じ時期に一段の増発観測も強まりかねない。その場合、市場が消化不能に陥って長期金利が上がる可能性が高まりそうだ。

ZAKZAK 2009/07/02


★★★倒産ラッシュは収束? 上半期、上場企業倒産18社

 帝国データバンクは2日までに、2009年上半期に倒産した上場企業が18社に上ったと発表した。半期ベースでは、世界的な金融危機で過去最多となった08年下半期の27件などに次ぐ3番目の多さ。不動産市場の低迷が続いたことが響いた。

 09年上半期の倒産のうち不動産業は、マンション分譲の日本綜合地所、不動産ファンド運用のパシフィックホールディングスなど10社で過半数を占めた。負債額では、事業者金融のSFCGが5500億円で最大。

 ただ、帝国データは、景気底入れの兆しが見えていると指摘した上で、「政府による緊急支援策や、法的整理を回避する手段の拡大もあり、倒産ラッシュは収束に向かうだろう」としている。

ZAKZAK 2009/07/02

■■ゲンダイ0702■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2009/07/02 23:06

★★倒産ラッシュは収束? 上半期、上場企業倒産18社

 帝国データバンクは2日までに、2009年上半期に倒産した上場企業が18社に上ったと発表した。半期ベースでは、世界的な金融危機で過去最多となった08年下半期の27件などに次ぐ3番目の多さ。不動産市場の低迷が続いたことが響いた。

 09年上半期の倒産のうち不動産業は、マンション分譲の日本綜合地所、不動産ファンド運用のパシフィックホールディングスなど10社で過半数を占めた。負債額では、事業者金融のSFCGが5500億円で最大。

 ただ、帝国データは、景気底入れの兆しが見えていると指摘した上で、「政府による緊急支援策や、法的整理を回避する手段の拡大もあり、倒産ラッシュは収束に向かうだろう」としている。

ZAKZAK 2009/07/02

★★東京圏の地価は2年後40%下落する

 09年分の路線価(相続税などの算定基準)が急落した。すべての都道府県で下落、全国平均で前年を5.5%も下回った。リーマン・ショックなどが重なった結果だが、怖いのは今後だ。向こう2年間で約40%下落してもおかしくないというから、底なしだ。

■■発見ブログ0702■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
2009/07/02 23:08

★★アメリカ経済ニュースBlog

http://ryuzaburo.seesaa.net/article/122661797.html

★★カリフォルニア州実質破綻.借用書(IOUs)発行へ


カリフォルニア州は実質破綻状態となりました.結局、予算は成立せず、カリフォルニア州は、明日から支払い先に対して借用書(IOUs)を発行することが決定しました.

債権者らに支払いができなくなるというのは、今回が初めて.債権者となる金融機関はIOUを受け入れる様子で、裁判所への破産申請はありえません.しかし、予算が成立するまでは、州債発行はありえず、危機的状況にはかわりありません.


■■CNBC■■の動画が見れます。

http://ryuzaburo.seesaa.net/article/122661797.html

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2009/07/02 23:12
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090702 木曜日 雨曇り
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★『川又 三智彦』著書出版物★
「人生の意味と量子論」思考・生きかたを説いた凝縮本
「2020年の日本からの警告」そのときわれわれの社会はどうなっているのか?
「再チャレンジ宣言」生きてさえいれば人生何度でも再挑戦
「昭和30年代村 伊東で町おこし」団塊の世代が幼いころを過ごした昭和30年代の街の風景を再現。
「2017年日本システムの終焉」図表で考える「日本経済」の過去・現在・未来
「それでも人生大丈夫!」1000億円借金王「逆転」のヒント
「二極化ニッポン」2007年、あと2年で、1億総中流社会は崩壊する
「「昭和30年村」作ります」「これは日本の未来を描く夢のプロジェクトだ!」森永卓郎氏推薦
「1000億円失って」情報管理があなたの危機を救う!
「日本沈没、日本再生」さあ、そろそろ決断の時です
「目標達成のための「情報武装」」人生イキイキ、仕事もイキイキ
「知的パソコン活用術」[第二の頭脳]で生活と仕事を変える!
「知的整理術」夢を実現する川又流知的生産の技術
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「頭金50万円で一戸建てを獲得する本」ワンルームより手軽!貯金より有利!
「ボクが見た日本経済 Part2」実業界/BOSS/財界人/ビジネスチャンスの連載記事を1冊の本にまとめました。
「全国賃貸住宅新聞連載記事」全国賃貸住宅新聞連載記事を1冊の本にまとめました。

「ボクが見た日本経済」月刊経営塾/スーパービジネスマン/実業界 の連載記事を1冊の本にまとめました。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.222.co.jp/president/book.html
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