火祭りというのがあって、全国から山伏が来るという。
陶芸仲間のHさんが教えてくれた。
それも陶芸の窯からそれほど遠くない場所で行われるというではないか。
なま”山伏”を見てみたい!と小春日和の昨日、陶芸仲間と3人で行ってきた。
極楽寺境内
鎌倉市内の極楽寺ではない。横浜市内の極楽寺である。
西光寺を出発した山伏行列は極楽寺に到着、そして西光山の火祭り会場へ向う。
極楽寺から行列に参加。5分程度で会場に着いた。
極楽寺の裏手にある火祭り会場は、山あいにぽっかり空いた場所だった。
気のせいか空気も清清しく感じられる。
結界が作られていて、地方から来た山伏が中の山伏と問答して入れてもらう。
結界の中で色々な神事が行われ、結界の四隅東西南北から矢も放たれた。
それが済むと護摩札を自ら火に投げ込む。
結界の外から。
夫の分と私の分の護摩札で祈念。
火の中にバッチリ入った。
不動明王様、どうかよろしくお願いいたします。
先ほどの火を竹の通路の間に崩してならし、その火を渡る火渡り。
渡りはじめと終わりには大量の清めの塩が敷かれ、身を清めるのだそうだ。
山伏の渡り方は人それぞれ。
火の上をゆっくり渡る山伏もいれば、あちちと渡る山伏もいる。
山伏も人間であ~る。
この後、檀家をはじめとして一般の人も渡ることができる。
任意である。
猫舌猫手で熱い湯のみも持てない、熱いお茶も飲めない私。
しかしめったにないチャンス・・・
やるなら今でしょう!
結界をくぐるとこの御守護をいただき、
塩の上で山伏に呪文を唱えながら背中に何やら書いていただき
背中を押されて
渡った。
興味はあっても”それだけは私には無理だろう”と思った事が実現している。
だから人生は面白い。
とても見ごたえのあり、体験もできる素晴らしい火祭り。
多くの人が知ったらいいのにと思う行事。
西光寺、極楽寺、山伏の皆さんありがとうございます。
横浜近郊の皆さん、来年はぜひ火渡り体験を♪
火渡りは山伏同様の熱々を渡りたい人は最初に渡り、
その他の人は火傷しない程度の熱さで渡れるので、まさに老若男女が渡りました。
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