江戸時代の蕎麦屋のように。「蕎麦酒房 笙」 | 川崎グルメぐり

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生田駅から徒歩4分の坂の途中にある「蕎麦酒房 笙」さん。
シックでシンプルモダンな内装、コンクリの壁に展示された絵画・・・
お蕎麦屋さん、というよりはギャラリーと呼ぶ方がしっくりきそう。
洗練されていて落ち着かないかな・・・と思いきや、
店主の阿佐美さんの温かく優しい気遣いに心が和み、ゆったり気分に。
「自由な時間を過ごして欲しい」という言葉に甘えてのんびりしてしまいそうです・・・・・・

さて。
お蕎麦は、北海道は幌加内産の石臼で挽いた蕎麦粉で打っています。
お水もNASAの技術による高純度の水を使用しているそう。
細めですがもちもちとした食感を楽しめる二八蕎麦です。
しっかりダシの利いたつゆは、みりんを使っていないのに甘みを感じる程豊かな味わい。
冷たいお蕎麦を頂いた後には、ぜひそば湯をいただきましょう。

笙さんではちょっと珍しいものもいただけます。
それは「多摩川鮎」。
水質改善された多摩川に戻ってきた鮎を半日干して天ぷらにし、山椒塩をつけてパクリ。
小ぶりな鮎ながらも強い香りと味わいが口中にパーッと広がります。
添えられた季節の野菜の天ぷらもサクッと軽く、香りよく揚がっていてもたれません。
多摩川の恵み、ぜひご賞味ください(^^)

お酒やおつまみも多種用意されています。
化学調味料を使っていないので、素材の味を堪能できます。
「普通に作っているだけ」とのことですが、食べ手にとってはとてもありがたいことです。
夜はゆったり気分でお酒とおつまみで楽しいひとときを過ごし、シメに蕎麦で決まりですね。

そうそう。
こちらで出される蕎麦茶がとても香ばしく香り豊かで、冷めると甘みを感じるほど。
何杯もいただいてしまう味わい深いお茶ですよ。

江戸時代、蕎麦屋は庶民の社交場だったそう。
蕎麦屋に行けば誰かいる。みんなで蕎麦や酒を楽しみ、文化や芸術を楽しむ。
そんな蕎麦屋でありたいと、絵画や写真を展示したり、
ステージを設け音楽会や寄席などのイベントを行っています。
私達も江戸時代にタイムスリップした気分で、当時の蕎麦屋スタイルを満喫したいですね。

【DATA】
蕎麦酒房 笙(しょう)
神奈川県川崎市多摩区生田6-6-5   [MAP
Tel:044-952-4756
営業時間:11:30~21:30 
定休日:月曜日(祝祭日にあたる時は翌日)
交通:小田急線「生田駅」徒歩4分
駐車場:あり

【MENU】
ざるもり 550円
笙そば(ぶっかけ) 850円
かけ 550円
自家造カレーライス 750円
多摩川天然あゆ天ぷら 480円
蕎麦ターピン 520円
蕎麦茶シャーベット 250円
そばクッキー 300円


※価格は2009年10月現在

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