先週、井上環境副大臣より子ども被災者支援議連に対して、連絡がありました。

環境省が設置した
「東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」
に出席する専門家等を推薦してほしい、との要請です。

この連絡を受けて、さっそく、昨日2月4日に役員会を開いて、環境省から詳しくこれまでの経過を聞いて、確認をしました。

その内容からわかったのは・・・

環境省の求める人材は、あくまでヒアリングの対象であって、議決権を有する委員の追加ではない、とのこと

これに対して、役員から異論が相次ぎ、急遽申し入れを、環境省に対して行うことになりました

申入れの内容は、次の2点です。

・「専門家会議」には、ヒアリング対象として、子ども被災者議連から推薦された数名を、1回限りで呼ぶのではなく、議決権のある委員として、会議のメンバーに加えること。

・福島県内外の被災地での健康管理や、医療費減免などの施策について討論するのに、母親を含む被災者の声が反映されるようなメンバーで構成された、親会議を設置すること。

安倍総理、そして、石原環境大臣にあてた文面で、近々申入れする予定です。

そして、それと並行して、「専門家会議」に、議連として何名かの専門家等を推薦する方向で、調整をしています。

この機会に福島県内外のお母さん達や、被災者の声を施策に反映させるチャンス でもあるからです。
今できる部分については、急ピッチで進めています

私は、とりわけ低線量被ばくの専門家を推薦したいと思っていますが、他にも「ぜひこの方を 」と、お心当たりのある方はぜひご紹介ください。参考にさせていただきます

環境省の予定では、2月末にも次回の会議を開催する予定とのこと。
遅くとも、2月14日までには推薦する必要があると思われます。

皆様、よろしくお願いいたします


<専門家会議の経緯についてはこちらを参考に>
 
https://www.env.go.jp/chemi/rhm/conf/conf01.html