皆様から連日たくさんのお電話・FAX・メール
などを頂いています。

叱咤激励、必死の訴え、嘆願・・・
こんなにも多くの方々が政治に関心を持ってくれ、
こうして直接行動を起こしてくれた事が、
何よりも一番嬉しいです。
まずはその事にこの場を借りて感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。

国会も目まぐるしく動く中で、
次々にかかってくる電話に
全スタッフがフル回転で対応しています。
出来る限り誠実に対応するようにしていますが、
一部ネット上で私の立場に関し
事実でない内容が流されているため、
いま一度明確にさせて頂きます。

以前からこのブログでも繰り返し記載している通り、
自分はこの法案の拙速な成立に、
一貫して反対の立場を訴え続けてきました。

薬害も原発問題も、
その根底にあるのはすべて国による情報統制であり、
この法案もまた、同じ危険性を帯びているからです。

これまでずっと自分が大切にしてきたもの、
それは「信念を貫き、ブレない」ことでした。
政治家が初心を簡単に翻し、
コロコロ意見を変える事が、
最も国民の失望や政治不信を招くからです。

しかしながら今回のように、
信念を貫こうと訴え続けても、
反対する仲間が少なければ苦しい闘いになります。
そんな中、
今朝昔からの支援者の一人からこんなメールを頂きました。

「孤独な闘いだと思ってるかも知れませんが、それは違います。
貴方の後ろには沢山の国民がついている事を忘れないで下さい」

かつて薬害エイズの時に、
これと同じ言葉をかけられた事を思い出しました。
事務所には今、
「何があっても応援します」、
「いのちを守る政治という川田さんの信念を信じる」
といった支援者からのFAXが沢山貼ってあります。

それを見ると、国会議員は皆、
こうして有権者の皆さまに支えられ力を頂いているのだなあと、改めて思わずにいられません。

本日、衆議院国家安全保障特別委員会で
野党の怒号が飛び交う中、
与党は質疑を強引に打ち切り採決を強行しました。
これには心底怒りがこみ上げました。

私は常々訴えていますが、
国民生活を大きく変えてしまう重要法案ほど、
強行採決は決してすべきではありません。

そして本日「特定秘密保護法案」は
衆議院本会議に上げられ、賛成多数で可決されました。

「川田さんは今日賛成したのか反対したのか?」
という問い合わせを頂きましたが、
本日の採決は衆議院本会議であり、
参議院議員である私に「一票」はありません。

衆議院本会議で採決後、今度は法案が参議院に送付され、
そこで初めて参議院での審議が始まります。

繰り返すようですが、
この法案に関して反対派の国会議員はまだ非常に少数であり、
法案の内容についてピンと来ていない一般市民の方々も
まだたくさんいます。

次はいよいよ参議院の審議が始まります。
自分は最後まで、引き続き訴えていきます。

よろしくお願いいたします。