銀行は誰を見ているの? BY K.N
12月18日(月)とても寒い朝を迎えました。先週末は異常なほど暖かく、着るものに困りました。一転して、真冬の寒さになり、体もついていきません。コロナに加え、インフルエンザも猛威を振るっています。健康には十分ご注意ください。さて、最近代理で銀行の手続をするケースがありました。そこで感じたのは、異常なほど本人確認に固執していることです。当然、第3者が手続をする場合には、どういう関係か、本当に依頼されているのかを確認するのは理解できます。しかし、例えば老夫婦で一方が寝たきりでその配偶者が代わりに窓口ですんなり出金できないのが実情です。キャッシュカードで出金は問題ありませんが、人を通すと本人確認が弊害となっています。なりすましやお年寄りを狙った振込詐欺が横行し、その保全に取り組んでいることはわかりますが、単に高齢者が窓口で100万円を超える金額を本人が引き出しても警察に通報され、そこで嫌疑晴れるまで留め置かれるよな現状に、銀行は一体、どこを見て営業しているのかと問題定義したいです。顧客の利便性にも配慮すべきだと思います。また、都銀は人員削減やインターネットを介した取引を進め、支店の統廃合が進んでいます。銀行本来の業務でこれまでのように収益確保が難しい環境に陥っているようです。窓口は予約せず行くと大変な待ち時間となります。また、振込手数料も1,000円時代に突入するようです。使いづらさを感じずにはいられません。確かにネットなどのツールの利用で便利さは深まっていますが、一方では本当に必要なときに資金が引き出しずらい事象があるのも事実です。顧客目線のサービスを見直してもらいたいものです。