ドラマ「愛し君へ」
<出演>
菅野美穂 藤木直人
時任三郎
伊東美咲 玉木宏 森山未来
泉谷しげる
八千草薫
![がんばり塾・ブログ通信☆大応援団-愛し君へ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120929/07/kattyan5-mobile/bd/81/j/o0480064012210923148.jpg?caw=800)
もうずいぶん前の作品です・・・。
何度目かの再放送を録画して、何度も観ました。
この言葉は、
目が失明していく「ベーチェット病」にかかったカメラマンの藤木が、
二人の子どもを流産してしまった看護師の菅野をおいて、故郷に帰ってしまう・・・。
二人の心がすれ違っていってしまうのを
見ていられなくなった菅野の上司の時任が、
藤木の実家を訪れ、
彼に「もう一度、考え直してほしい」と訴える、
最終回での一場面・・・。
「 時間は、もとにもどせないし、おきてしまったことは消せません。」
「 だけど、・・・人って、ちがうじゃないですか。」
「 悲しい記憶は、希望で消せるし、涙は、笑顔で消せます・・・。」
当時の私も、
病気で休職中だった私も、
時間をもどしたい、とどれだけ思ったことでしょう。
病気になる前の自分にもどりたい、と思ったことでしょう。
おきてしまったことを、どれだけ消してしまいたいと思ったことでしょう。
でも、このセリフを聞いて、
「希望」「笑顔」という言葉が、
私に大きな元気をくれたことを今でもはっきり覚えています・・・。
何度も何度も12話通して、くりかえし観ては、
この場面では、必ず号泣でした・・・。
挿入歌、森山直太朗の「生きとし生ける物へ」が、よかった・・・♪
同じく、直太朗の「愛し君へ」のメロディと詩が、
たまらなく切なかった・・・。
あれから、何年になるのでしょう・・・。
ぷっつり止まっていた時間や季節が、
私の中でも、ゆっくり、少しずつ、動き出しているのを感じます・・・。
「あせらずに、今の自分を受け入れていこう」
おかげさまで、
やっと、そう思えるようになってきました・・・。
ここ数年の、出会ったすべての
もの、
こと、
ひと、
に、感謝です・・・。
ありがとう・・・。
(感謝)