今回の旅行は格安チケットを狙いました。おかげで一人700クローナ(1万円以下)で旅行できました。その代わりホテルはちょっと奢りました(それについてはこの次に)。

格安で飛びついたら、ブラッセルで5時間も待たされました。
この空港がまたやたらと味気ないところでした。

Basel2

こういう風景画だらだらとどこまでも続いています。

そして不思議なことには、コーヒーショップはいくつかあるけど、レストランが1軒だけ。やたらと高い。
もっと不思議だったのは、時計という物がどこにもないのです。普通はあちこちに見受けられるはずだけど。
掲示板も凄く少ない。到着してから、一体どちらに移動すればいいのか、うろうろしました。


Basel1

トトロはどこに行っても五線紙があれば何も要らないみたいです。

やっとバーゼルに着きました。ここはドイツ語圏。ほっとして、出口と書いてあるところを出ると、標識が全部フランス語です。不思議だなあ、よく分かんないからタクシー使っちゃおう、と運転手に「バーゼル、セントラルまで」というと、「マダム・エ・ムッシュー、ここはフランスです」
びっくり仰天。「えっ、スイスじゃないの?今飛行機から降りてきたんだけど、間違ってないですよね?」「あそこに青いバスが見えるでしょう?あそこがバーゼルです。出口を間違って出てきただけです。もう一度建物の中に入って、こうこうこう」と見事なドイツ語で教えてくれました。

Basel7

歩いていくと確かにスイスの印が出てきた。
この標識をくぐると・・・


Basel8

この先、ホール・フランスとあります。
後で地図を見たらバーゼルってスイスとフランスとドイツの国境にあるんですね。
りょうすけ君は物価の高いスイスから自転車でドイツまで食料品を買いに行くそうです。
どうりで皆、言葉がいろいろ出来るわけだ!