笑いの大学

４月の日本公演は残念ながら延期となりました。
具体化次第書いていきますが、先ずは　→こちらをご覧ください。
　　　　　　　　　　　　　　　

ＤＶＤ「笑いの大学」というのを友だちに借りて見ました。
面白かったです。
役所広司が好きなので。

始めから終わりまで警視庁の取調室。二人の役者。
お笑いの台本を書く作家（稲垣吾郎）とそれを検閲する役人（役所広司）とのやり取り。
ユーモアを全く理解しない役所さんがとんでもない難題を吹きかけ、そのように直せば直すほど良い台本になる。
何だかルイ１４世に贔屓されたリュリが自分より才能のあるボアモティエーに難題を吹きかけて作曲できないようにするのだけど、制限されればされるほどいい作品をかくという話を思い出しました。
恋愛やドンパチの活劇があるわけでもない地味な映画ですが、良かったです。