これは中近東の楽器、ダフです。

$北欧からコンニチワ-Daf

YouTubeで遊んでいたら、出会いました。
そしてダフの名人 ← クリック!
この先生、多分私、会った事ある。
こういう訳です。

スヴェンは現金を持って歩かない。
20クローナ(250円ぐらい)しかポケットに入ってないのです。
いつもカードで買い物。

数年前、音大のホールでイランの音楽グループがコンサートをしました。
スヴェンは珍しい楽器が大好き。
出かけてみると、600人ぐらい入るホールがイラン人で満員だったそうです。
終わってから、CDを買おうと思ったんだけど、カードじゃ買えない。
困っていると、売っていた女性が、日曜日に市内のイラン協会の建物に持ってくるようにと、住所を教えてくれました。
行ってみると、なんとそこで毎週日曜日にレッスンをしていたのです。
それ以来、スヴェンは毎週出かけていきました。
そしていろんなイラン人と仲良くなりました。

私も時々一緒に出かけました。
彼等は、本当にえらい。スウェーデン語を見事に話します。
私たちが行くと、パッとスウェーデン語に切り替え、分からない人にペルシャ語で説明していました。

ある日、私がついて行くとイランから音楽家が来ていて、その人がダフの名人だそうです。
みんな私がパーカッションが好きなのを知っていたので、この先生に頼んで、私のために10分ぐらい特別に演奏してもらいました。
それがこの人(と思う)。
ダフはその時初めて聞きました。
全く単純な楽器ですが、なんと素晴らしいことができるんでしょう!
私は王様になったような気分で、凄く感激しました。

もし、この楽器に子どもの時出会っていたら、ピアノもギターも習わずに、これに熱中したと思います。
その後、一度コンサートでダンサーがこの楽器を打ちながら踊ったのを見ました。
ああ、若かったら、絶対これやりたかった、と思いました。

こんなのも見つけました。
これも凄い。 ← クリック!
世の中には素晴らしい楽器がいっぱいありますね。